四週前の仮面ライダー響鬼「蘇る雷」
三十七乃巻「私ほど鬼である鬼はいない」
三十七は良いセリフがいっぱいあるんですが、あえてこのセリフで。
VSノツゴのその後
結局有効打撃は与えられず、ドロー。 このノツゴは今までの魔化魍と違い、最近生まれたワケではなく、10年前に現れたノツゴと同一体らしい。 一応同じノツゴでも違う可能性はあるのだが、ザンキさんが当時のは取りのがしたと言ってるのと、育つ環境で色や形を変える魔化魍が同じ姿で現れた辺り、同一体と見ていいと思う。 今までの鬼は基本的に見敵必殺だったので、10年越しの魔化魍なんて残ってると思わなかったんだけど、本当はこんなのがゴロゴロしてるんだろうか・・・ というかこんなのを10年放置してるのはいかがなものかと(笑)
あきらとシュキ
前々から十二分ににおっていたあきらが鬼を目指す理由「両親の敵」 これ一つでキャラが成立するほど大きなファクターなんですが、序盤で早々封じられたために、「あきらちゃんかっこかわいい」以外の個性が無くなってしまって今に至ると言ってもいい。(で、それが師匠の威吹鬼にまで影響を与えてしまってる) なので、ようやくあきらにちゃんとスポットが当たってくれたと言うのが正直なところ。
彼女が鬼になるというのなら、この問題からは決して目をそらしてはいけないわけだ。
そういうあきらに対して似たようなモノだと返すシュキは、やはり家族を魔化魍に殺されてしまってる。
そんなシュキの原動力は言うまでもなく憎しみなわけで、似た境遇にいるあきらに対して出せるアドバイスは「憎しみを忘れるな」しかない。 その言葉と、朱鬼の顛末を目の当たりにしたあきらがどう答えを出すのかが最終クールの最初の山場となっていくわけで。
最終クールになってようやく「次世代の鬼」の話になりましたね。
今週のお嬢と眼鏡
ここで気になるのはやはりお嬢の言った「随分前に会ったことがある」というセリフ。 少なくともシュキが現役時代のことだと思うのでこの二人は10年以上は魔化魍側に存在していたことになる。 今までのヒビキさんのセリフやみどりさんの見解からはここ最近現れた存在と思われていたが、どうも違うらしい。 といってもこの二人が10年以上猛士と戦っていたとも考えにくく、このつがいは複数いる(残りは眠ってるなり活動を停止している)と考えるほうがベターな気がする。
あと、傀儡のことを報告したイブキにおやっさんが「・・・だろう」といった「・・・」って傀儡って単語なんじゃないかと今更気がついた。 傀儡=影武者なわけで、魔化魍の親玉と接触できたと思ったらハズレだったんだから、その後のイブキとあきらの沈痛な表情も理解できる。(当時はイブキ兄説が横行してましたが)
何となく見えたかもしれない、この二人の目的
鬼を殺せるときに殺さなかったり、魔化魍の実験をしたり、シュキをスカウトする割にはアッサリ殺しにかかったり、どうもやることが不明瞭なんだけど、この二人は自分たちの力の増強と、陣営の強化が主目的っぽい気がしてきた。 今までの弱い魔化魍はあくまで実験で、鬼はその実験の相手。(なので必要以上痛めつけない) その内こちら側に寝返ればしめたものだし、断れば用無し(特にシュキは現役を退いた身だし) 先に話にはなるが三十九話で響鬼に対し「鬼のに喰ろえる」とも発していたので、より強い鬼の力を自身に取り込もうと目論んでる風にも取れる。
分かりやすく言えば、ハガレンの人柱みたいなモノなのかもしれない。
なので、あくまで可能性のある鬼は殺すことはしない(裁鬼さんあたりは年齢的に用済扱いなので、攻撃が厳しくていつも負けてるんだよ、きっと)
鬼払い
鬼になると言っても所詮人間、いい人もいれば悪い人もいる。 ならばそれを払う事は必要な事。 基本的に鬼払いは宗家のものが行うもので、威吹鬼はこれが初めてと言うとこから、ここ四年は鬼払いは行われなかったのだと思う。 と言っても代行もあるようなので一概には言えませんが。 響鬼は鬼払いの経験があるような事をほのめかしていました。 ヒーローだから綺麗事だけじゃないんだという深いセリフ。
vs昔のノツゴ
もう当時から斬鬼だったとか、烈雷持ってたりとか気になるところは多数あるのですが、一番気になったのは朱鬼の音撃が物理的に斬鬼にダメージを与えてたというところ。 以前響鬼が羽交い締めにして、威吹鬼が疾風一閃してた時があったんだけど、その時は響鬼ノーダメージだったので、音撃ってのは魔化魍にだけ効果的なモノだと思ってたんだけど・・・? (というかこの辺は今回のエピソードでも重要なだけにね)
・・・朱鬼の音撃には物理攻撃力があるって事で良いのかな?
鬼の仕事ってのは奇麗なものばかりじゃない
鬼払いの話をされて表情の曇るヒビキさん。 想うのは鬼払いそのものなのか、払った相手なのか。 この辺が後に繋がってくれると面白いんだけどね。
変身不能1 弟子1 引退1
この三人で魔化魍探してどうするつもりだったのだろう・・・朱鬼探しにしたって一応文化人なんだから山の中にイルと当たりはつけないと思うのだが、と言うか居たんだけどね('A`)
朱鬼を選ぶあきら
自分の目的に一番近く、答えを明確に出してくれる相手に行くのはわかる気がする。 最終的にそれがどうなるかわからないところが未熟なところなんだと思う。(いやわかってるのか) 結果的に自分の出した答えは否定され無くなってしまったわけだが、どう立ち直るのか。
朱鬼に軽くあしらわれて、ノツゴのニードル攻撃に晒される威吹鬼
(´・ω・)キングカワイソス
こんな事もあろうかと!(一度は言ってみたいセリフ第三位)
というわけで雷神のトランクには斬鬼さん用の音枷と列斬が用意されてたわけですが、まあこれはホントの意味で切り札だったんでしょう。 トドロキが困ってもこれらを貸さないのはその辺の問題は自分で解決せいっつーのと、今回は自分の問題の方がウェイトが大きかったわけでね。 なので雷神に烈斬があるのはまあ良いんだけど、取りに戻ってる間にあきら食われるか、朱鬼に撃ち抜かれてるかどっちかだと思うんですが!(笑)
「あー」
あまり棒読みとか演技については突っ込まないようにしてるんだけど、さすがに「あー」からの一連のセリフは萎えた。 斬鬼さんが熱演だっただけに。「ぬああああ!!」
最も鬼らしい鬼の最期
最後まで「鬼とは魔化魍を倒すもの」である事に固執した朱鬼は凄いと思う。 この覚悟を見せられたあきらは自分に足りないものに気がついたのかもしれないですね。
花葬についてはらしい最期で良いとオモタ。
そんな感じで師匠と弟子編ともいえる最終クールの序盤のエピソードでした。 |
三十八乃巻「破れる音撃」
「それでも男かーー!!」
三十話以前の良い部分と三十話以降の話の良い部分がようやくいい感じでまとまりました。 長かった。 改めてみてると前半部分は前半部分で問題を結構孕んでいたのだと気がつく。 白倉Pのブログのコメントは割と的確だったのかもしれないですねえ。
今週の京ちゃん
嫌み言うのに努力を惜しまない男桐谷京介。 ああ、君が女の子だったらツンデレもへーな賞賛を浴びてたに違いない。 そして「また明日むーモテモテ王国かYO」と突っ込まれてた様子が目に浮かぶ。
彼に明日夢君以外に友達がいないのは明白で、案外構って君なのなと思うと、なかなか面白いキャラになりますね。 それと同時に彼が響鬼で担っている役割もハッキリしてきたので、多少の違和感はあれど、今のヒビキ、ひいては明日夢君には不可欠なキャラなんだとわかってきました。
8週かけて明日夢君の尻を叩き続けた結果、ようやく明日夢君は一歩踏み出せたわけで、その重要な役目を終えた桐谷君が今後どうなっていくのかは気になるところです。
みどりさんの合宿
猛士関係者には音楽関係の人が多いのだろうか。 あきらも部活入ってたらやっぱブラスバンドあたりなのでしょうかね。 そして明日夢君と笛のレギュラーを争うことになり、いつの間にか愛情が芽生え、嫉妬したもっちーに明日夢君がry
それにしてもみどりさんのペースって木暮さんソックリだねえ。 この辺はやはり師弟なのか! こういう部分で前エピソードが活かされるのは面白い。
VSヨブコ
響鬼が速攻で装甲発動するのはよい。 やはりヒーローたるもの初っぱなから全力を尽くすべきなのですよ。 最強フォームを使わずして劣勢に陥るヒーローには「何故ベストを尽くさないのか」と突っ込みたくなるコトしきり。 しきりです井上先生。
ただ、童子が怒りでヨブコを呼び出すのはどうかなと思うんだ、なんか流れが戦隊モノそのままでねえ。
音撃無効
三十八と三十九では描写が違うので判断に迷うところだが、三十八では威吹鬼の銃や響鬼の鬼爪はある程度効果があるように見えるんだけど、三十九では銃弾は弾かれるし、轟鬼の雷撃拳も無効化されてるので純粋に防御力がアップされてるのか、この時だけ音波バリアが切れてたのかどっちなんじゃろか。 一定のリズムがあるようなので、後者かな。
威吹鬼は挫折を知らない
ここ数週のヘタレっぷりを反省してないのならそれはそれでヤバス。
上から見てるってのはどうなんだろ、マイペースで相手を振り回す感はあったけど最近は潜めてるからなあ。 こういう方向に持っていきたい(というかボンボンならではのファクターではあるが)ちょっと無理がある。 惜しいといえば惜しい。
無心
響鬼さんの教えは具体性が出てくると明日夢君にとっての難易度が跳ね上がるな(笑) というかいい加減このドラえもん的な展開は飽きてきてたりもするのですが('A`) 明日夢君が成長するまでの辛抱。 個人的にはこう言うのは中盤まででまとめちゃって後半からはお互いがお互いに影響しあうような展開だったら嬉しかったところですハイ。
ザンキさんとイブキさんがデート
そりゃもうトドロキにとっては大事件ですよデストロイ。
師として、鬼として
言葉通りイブキには鬼になった明確な理由ってもんが無いから、目的がハッキリしてそこに進もうとしているあきらを止める術がわからないんだと思う。 今まではなあなあで上手く行っていたけど、問題に直面したからこそ表面化したこと。 だからこそ、師であるイブキは迷ってはいけない。 導き手が迷うと、引かれるほうも迷ってしまうから。 もうそういう責任を負ってしまった以上、イブキには泣き事は許されないわけで、同じ師としてのザンキのパンチは重かっただろうなあ。
トドロキに殴る価値がないってのは、彼はそういう責任とかから迷ってるんじゃなくて漠然とザンキに甘えてるだけだからでしょうね。 最終話辺りでぶん殴られたら成長の証と見ていいんじゃないでしょうか。
暴かれし音撃の秘密
波動とか言われてもよくわからんのだが、鬼石から何から全部入りみたいな装甲声刃だからあれだけで解明されちゃったんだろうかねえ。 つーか今までは音撃武器は相手に奪取されなかったのだろうか? それとも装甲声刃はもっと深いテクノロジーなのか?
あきら発見
何このトレンディドラマ。
マシュマロ坊や
桐谷君を先に逃が明日夢君が地味にカッコイイ。 まあ桐谷君が逃げちゃうのは仕方あるまい。 と言いたいところだが、仮にも鬼になるってんだから少しは戻ってくるなりしたまえ
響鬼破れる
今までも敗走したことはあったが、ここまでガチで圧倒的にやられるのは初めてですね。(劇場版は除く)しかしピンチがあるからこそ復活劇が燃えるわけで!な! |
三十九乃巻「始まる君」
「ありがとな、・・・明日夢」
三十八三十九で雰囲気が戻った感じがするのはカメラワークが一番大きいでしょうね。 構図とか今までよりしっかり練れてる気がします。 嗚呼ようやく撮影スケジュールに余裕が出来てきたのね・・・
「ザンキさんが俺を殴ってくれないんっすよー!」
これはこれで問題発言だ(笑)
文献の中のヨブコ
絵なので何とも言えないけど、肩のスピーカーは後付けっぽいですね。 今のお嬢と眼鏡の魔化魍研究は魔化魍に近代文明の道具を融合させてたりするのでしょうか。 序盤では漠然と魔化魍生み出してただけだけど、中盤から明確な意志をもって手を加えてるんだったらこういうハイブリッドな魔化魍が今後も出てきそうですな。
「鍛えてますから」
さりげにみどりさんカッコイイ。 明日夢君も今週は活躍しまくりでやっぱ中心になってる人物が能動的に動くと物語も面白くなりますねえ。 つか割と至近距離だったけど逃げ切れたんだ。
桐谷君弱点追加
暗所恐怖症だったのか。 多分狭いところもダメそうだ。「くらいよせまいよこわいよー」
音叉は鬼になれる人以外には無効だと思ってたんだけど(以前明日夢君が冗談で鳴らしたときは無反応だった)京介にはまがりなりのも反応があるってのはどういうことなんじゃろうか。
俺は獅子
トドロキの獅子のイメージが何で檻の中やねんってチャットで振ったら「それしか知らないからでは?」と返されて納得。 ホントにそれっぽい。 トドロキ君は白浜アドベンチャーワールドに行くといいよ。
しかしこの勘違いからの立ち直りっぷりはある意味トドロキっぽくて好きだ。 ちとバカ過ぎだけど。
ああ、裁鬼さんの閻魔さばきがあんなに小さく!
というか小さすぎだ! ポピーの変身セットじゃないんだから!
ヤマビコ戦では地面に突き立ててたあの音撃弦はどこに行ってしまったんだろう。 というかいつまでやられキャラですかこの人。
VSヨブコ
音撃どころか通常攻撃すら無効化され全く歯が立たず。 もうどういう仕組みのバリアなんだ!
敗北者達
例え戦いに敗れても心が挫けないかぎり、負けてはいない。 それぞれの師と弟子に出会い、その決意を新たにするわけだが、裁鬼さんも挫けないから何度でも立ちあがry
つうか裁鬼さんにもスポット当てましょうよ。
京介の弟子入り志願
父を越えたいんです! という京介は目を伏せてるんですよね。 対峙するときは相手の目は真っ直ぐ見ることが多い京介には珍しい。 勢いで言ってはいるけど案外自分に自信がないのかも知れない。 当然そんな私的な理由ではヒビキさんが動くはずもなく。
つっても明日夢君が弟子入りするったって明日夢君も理由があやふやっぽいんだけどなあ。
待っている人がいる
決死の覚悟で出撃する背中がカッコイイ。 その背中を見て何を思うか桐谷。
VSヨブコ2
長くは持たないといいつつ、前回より持ってたり。 それにしても日数的には一日も経ってないのにここまで回復してる鬼の回復力恐るべし。 ヨブコはかみつきと爪の攻撃だから裂傷が多かったのかな。
現存してるメンバーがフル稼働してる感じは良い。 こういう連携をとるシーンは大好きです。
明日夢の力
ヨブコに初めて遭遇したときに不快な音を感じてたわけで、ようやく音楽やってるという設定が猛士サイドの話で活かされた、長かった・・・ バリアの周期に気がついて呼びかけ→攻撃までの時間差は大丈夫なのか(笑) 波動の周期を見破ってみどりさんが装甲声刃に仕掛けすると思ってたんだが、割と力押しでしたな。
鬼神覚声
声だけだったり、いきなり斬撃だったりしましたが、これが演出を含めた最終型かな。 ただこれじゃ太鼓の設定が全く活かされないんだが、しゃあないかねえ(笑)
名前
ヒビキさんが明日夢の名前を呼ぶのは分かりやすいヒビキさんの明日夢評ですね。 ようやく彼は近所のお友達の少年から、一人の男として認められたわけだ。 まさに始まりの君。
次週諦めない桐谷と、あきらに弟子入りを志願する明日夢、そして変身を試みるあきら。 師匠と弟子編は少年少女たちの物語へ。 |