【侍】on PS2 +++ 評価 正直期待ハズレ。
いつものお店から2Km程離れた同系のお店に悲壮と焦りと羨望と怒号の感情を持ってチャリを飛ばした深夜11:30。なんとか手に入れてきました
PS2剣術アクションアドベンチャー「侍〜SAMURAI〜」
まあどんな感じかっつーとですね・・・思ったより中途半端な自由度と言った感じ。
ババッと説明すると、主人公の侍様は六骨峠という村にやってきます。その村では「黒生組」と「赤玉党」の二大勢力と搾取される「宿場の人々」の三つのグループがあり、峠のどこかで起きているイベントに主人公がどう絡んでもいいという点が一番の売りだと思われます。
一見何をしても良いという風にみえますが、結局はこの三つのグループのどれかに絡まないと話が展開せず、思ったより自分で物語を動かすという要素を感じられない気がしました。
つーか独りになると、辻斬りくらいしかすることが無くて(^^;
主人公の出来る行動が「戦闘」と「会話」だけというのが限界なのかも。ごろつきを集めて徒党を組んだり、商売したり出来ても良かったかもね。
天誅は「忍び」だったので戦闘や隠密だけでも良かったんですが、「侍」と「忍」の違いって、外交力や経済力とかの要素もあると思うんですねこの辺をもっと再現して欲しかったかなあっと。
基本的に今回のプレイは●●に徹する!くらいの信念が無いとつらいです。例:全殺し、刀狩、すず萌え。チェルシー萌え、不殺とか。
アクションはなかなかいい感じ。戦闘はイベントで起きることも多いですが、街を歩いている相手に対して抜刀しても発生します。こう言うの大好き。戦闘アクションは斬りと蹴り。あとは周りのものをけり飛ばしたり状況の利用とかも出来ます。敵も複数では襲ってこずに一対一の連続。あと、抜刀中はロックオンした相手に自動的に向くので「天誅」のような軸ズレは起きないようになっています。
他にも剣術の崩しと押しなどシステムいろいろ。(使わないと勝てない)なかなか楽しめると思いました。
ロード時間。峠をエリアで区切ってあるんですが、そのエリアを移動するときに発生します。だいたい10秒から15秒くらい。ちょっと長いかな?
声。マニュアルには声優の名前があったのでボイス入りかと思えば「おう!」とか「あっ」とか「うふふ」とか
そんな掛け声ばっかり・・・・・この声の人・・・・開発陣か?もしかして・・正直、声は欲しかったかなあと思います。
すずが好みではありません。アクワイアとは趣味が合わんのか・・オレは。
総評ーガンパレや天誅に面白さを見いだせた人にはオススメ。自分で面白さを発見する努力が出来ない人にはクソゲーの恐れアリ。