□ 2004年版
キングアーサー
スパイダーマン2
レディキラーズ
キャシャーン
アップルシード
キルビル2
オーシャンオブファイヤー
イノセンス
レジェンドオブメキシコ
LOTR-王の帰還-
ハリウッド的殺人事件
タイム・ライン
リクルート
 ←2003年版   ↑TOP
【Mr.インクレディブル】-12/1+ 評価:面白い
今年のピクサーはヒーローモノ。
毎年、ピクサー映画は予告ではそう楽しみでもないのですが、いざ始まると結構楽しんでみている傾向にアリマス。 インクレディブル自体はステレオタイプのヒーローなのですが、スーパーヒーローのその後という感じのストーリーがいい感じ。 ベクトルは違うけどスパイキッズっぽいです。
個人的にはCGでリアルな人間作って演技させる映画は全否定な人なんですが、ココまでマンガチック…というかマンガなんだけど、CGだからこそ出来ることをやりっぱなしですね。
あー、ピクサー映画で人間メインの映画は初めてですな、そう言えば。

ピクサー映画の共通テーマである仲間愛や家族愛も今作が一番にじみ出てる。
ちょいと短めですが特に文章思いつかなかったのでコレくらいで。
面白かったですよ〜。 ヒーローモノ好きな人は是非。

【ハウルの動く城】-11/20+ 評価:雰囲気はいいです
こいつ…動くぞ!
ドラクエと、宮崎アニメは一般人とヲタを繋ぐ橋のような気がしないでもないですが。 そんなことはあまり関係なしで見てきました。
主演人の声を含め、ネガティブな要素ばかりが目に付く(とくにアニヲタにとってはね)幕前でしたが、いざ見てみるとそういう部分はさほど気にはならなかったなあと思います。

誰もが懸念していたハウル=木村拓哉ですが、確かに卓越した演技力とは言い難いけど、宮崎アニメではそういう人が主役を張るケースが多いので(酷 他の作品に比べて激しく劣るというかそんな印象はないです。 逆にまあまあいい感じじゃないの? と思うくらい。
というより、「キムタクがハウル」と知らないほうが素直に見れますよ。 声優と俳優の差って「顔を知らない」って事が一番大きいのかも。(まあ最近のアイドル声優は顔出しまくってますが) 顔知っててもイメージ払拭できる俳優さんはやはり凄いと思いますが。

もう一人の懸念、ばいしょうちえこじゅうはっさい ですが、あれだけシームレスに若返ったり老化したりするのであれば年齢によって役者を変えなくて良かったかなあと。 逆に声の違和感もそれほど無かったかな。 いや宮崎アニメの18歳って(ry
しかし、ポジティブな意見を書いてるつもりで振り返ってみるとネガティブ気味だな(笑)

映像に関しては流石日本の誇る宮崎アニメ。 宮崎アニメは19世紀初頭のヨーロッパとか描かせたら右に出るものはいないな。 あと、婆ちゃんかかせても右に出るものもいない(笑)
最近女性陣がやたらつよいアニメを見るケースが多いんだけど、ハウルもそれに入れてもいいかな。

映像や音楽、声には特に文句はないんだけどシナリオはやや難。
難というか、どうもかなりの要素をはしょっている模様で、腑に落ちない部分が多々アリマス。
その辺はネタバレ満開なのでチョイ反転。
一番の疑問はハウルへ対してのソフィーの愛だろう。 もともと呪いをかけられたのはハウルと接触したことが原因なワケで、城に行き着くまでに「もう魔法使いに関わりたくない」といっていたにも関わらずハウルに対しては大きな拒絶もなく受け入れたたりする。 で、いつの間にか愛していたりもする。
ハウルもしょっちゅう出かけているのでキャッチの「二人が暮らした」というのもイマイチピンと来ないんだよね。 それにくわえ、序盤引っ込み思案だったソフィーが婆ちゃんになった途端アグレッシブになりすぎ(笑) 序盤の時点で特に主義主張が無かったので中盤から決意めいたこと言われてもイマイチ筋が通っていないんですよ。 宮崎アニメ典型的なヒロインではあるのですがね>ソフィー


ハウルとソフィーの愛というのがメインの感動シーンだと思うんだけど、個人的には最後の方のカブに泣けた。 ああいうシーンは大好きです。
あと、宮崎アニメは空飛んでなんぼだなと思ったです。
K3的宮崎アニメランキングは依然「紅の豚」がぶっちぎり。
--Amazon--
ハウルの動く城サウンドトラック 

【80デイズ】-11/8+ 評価:見るなら字幕版で
ほとんどマンガです(笑)。
元の原作は良く知らないんですが、こんなハチャメチャな内容だったんだろうか?

過去のリメイク作では旅の主役フォッグ卿がメインだったらしいんですけど、今作は助手、しかもジャッキーチェンなので、途中は普通にジャッキーのアクション映画になっているワナ。

お話自体は世界一周なわけだけど、ゲストが結構多彩でニヤニヤしっぱなし。 CMで出ているところではシュワルツネッガーがイスタンブールの王子として出てきていますね。 セリフは現代に合わせているのか、ジャグジーに浸かりながら「この風呂にはどこかの大統領や、州知事も入ったんだ」とか。
役者的なゲストもあるけど、その時代に活躍した人物もチョイ役でちょこちょこ出ていたりします。 せっかく世界を股にかける話なワケだしこういうのがあると面白いですね。

国ごとにパートを区切ってる感じで、それぞれに盛り上がる部分があるし、振り返れば良いテンションで最後まで見られたと思います。 CGとか絵の作りが漫画的というか、ディズニーな部分で好みが分かれそうだけど、概ね受けがいい範囲かと。 地図からズームアップして、CGの街並みが見えるまで拡大されて、構図そのままにシームレスに実写へシフトするシーンはなかなか見物。

久々にネタバレ一言ツッコミ
・やべえ、フィックス警部が萌えだ。
・評価されないゴッホさん
・考えるシュワちゃん像を作るロダンさん
・これは知事選の前に撮ったのかな?(セリフ見ると後みたいだけど)
・黄飛鴻を語るジャッキーチェン。
・それは自分のことじゃないのか?(笑)(酔拳)
・ゲストで黄飛鴻が出るならジェット・リーに出て欲しかった(ワンスアポンアタイム)
・アジアから太平洋は何もないのね…
・ライト兄ひでえ
・デカイ男と言われる自由の女神さん。
・最後のゲストはエリザベス女王。
・日付変更線は盲点でした。 最後にヤラレタ( ´∀`)σ)∀`)


吹き替え版は原田泰造の棒読みがキツイので、見るなら字幕版にしましょう(吹き替えしかやってなかったのよ) 後半だんだん良くなっていたけど、ジャッキー役が石丸博也氏なので、そのレベル差が悲惨なことになってるんですよ(´・ω・`)

【コラテラル】-10/25+ 評価:(´・ω・`)
すっっげーつまんないので、見てはいけません。
去年一昨年と、トムクルーズの年末映画(マイノリティ・レポート、ラストサムライ)は個人的にはアタリだったので、事前情報全然入れてないけどそれなりに期待して見に行ったら、カウンター( ´∀`)σ)∀`)

もうね、何がマズイってカメラワークと構図。 シーンの2/3が人物のバストアップ。 しかも肩から上ならともかく、顔の上下が切れるほどのドアップ。 TVで見るのなら気にならないけど、劇場の大スクリーンで見ると顔のでかさに圧倒されすぎて、話が全然頭に入って来ません。 しかもピントが顔にあってるので、他の部分はピンボケ状態… つまり、画面の半分以上はボケボケのシーンが映画の2/3を占めます。 ひょっとしたらアップのシーンはもっと少なかったかもしれないけど、印象のほとんどがジェイミー・ボックスの鼻の穴。

さらに素人がハンディカメラで撮ったような手ぶれの嵐。 心理的な焦りとかを表現する手法で手ぶれを用いることはあるけど、この映画はほとんどが夜のシーンで、映画全体は非常に暗いです。 しかも映画館も暗いです。 この時の人間の目はカメラで言うところのシャッター解放状態です。 その状態でブレブレの画面見せられると何が何だかサッパリわからないうえに、なんかもうスッゲーイライラさせられます。 その最たるシーンはコリアンクラブのシーンで、手前のエキストラはボケてるは手ぶれ満開だわ、カットは多いわ、いつの間にかトムクルーズ暴れてるは、人は入り乱れてるは、クラブ内の混乱は伝わってくるけど、映画のシーンとしては最悪。 現場の小さい画面だと良く見えたのかな。

ちなみに今CMで流れているのは、かなり明るさいじってるので、アレを信じてはいけません。 もうこの時点で詐欺ですね(;´Д`)  もうね、あんなにはっきり見えないよ。

これでも、話が面白かったら見る気になるかもしれないけど、これが全然面白くない。 テレビのCMではトムクルーズが危険な殺し屋でジェイミーボックスに会って変化が生じる見たいなこと言ってるけど、逆です。 ジェイミーボックスがトムクルーズに感化されて変わっていきます(この過程はこの映画唯一の見どころかな) トムクルーズもプロの殺し屋の割にヘマしすぎ。 殺しのリストも検事側の証人らしいんだけど、麻薬の売人、チンピラ×2、成金韓国人。 こんなのホントに法廷に呼ぶ気か?
最後は何のフォローもなくエンディング。 投げっぱなしジャーマン。

ある程度の予習をしていれば面白いかもしれません。 と、これだけ書いててふと「前田有一の超映画批評」見ると85点という高得点。 おお!? そ・・そうなのか…K3に映画見る目が無いだけか。
ただ、前田氏の誉めている部分と、K3がけなしている部分が全然別なところなので、総合するとこの映画の姿が見えてくるかもしれませんが…

良いって評価見ると無下にも出来ないけど、個人的な総評は、ネタとして楽しめる分デビルマンの方がマシだったかもしれん って評価です…見に行くなら最後列に座りましょう。俺とお前の約束。

【LOVERS -謀-】-9/11+ 評価:謀られます
謀ったな!シャア!
最近強く思うんだけど、映画宣伝のキャプションで「あの○○を制作したスタッフが贈る」とか、「○○の感動をもう一度」など、制作陣が前の着手した名作映画を宣伝の引き合いに出している映画ってのは大体が「ダメ」もしくは「イマイチ」なパターンが多い気がする。 よくよく考えてみればその映画の魅力が十二分であれば、その映画の魅力だけで宣伝すればいいわけで、それが出来ない以上、その映画が名作たる基準を超えているとは考えにくい。 もちろん宣伝効果としては高い文句なので、監督や役者の名前以外全く無名(ジムキャリーの映画なんてこのパターン多いね)の場合もあるわけだけど。

前置きが長くなったけど、「LOVERS」です。 「英雄」を制作したチャン・イーモウ監督だそうです。 ここまで書いていればわかると思うけど、個人的にはイマイチだったかなあ。
「英雄」を引き合いに出した以上、あれ以上の映像美を期待していたんだけど、インパクトの面ではかなり劣る印象。 LOVERSでもキレイなシーンは結構あるんですけど、英雄ほどこだわりはそんなに感じなかったです。

話の方もタイトルで謀 って付けてるもんだからコッチも完全に身構えちゃって、ああこれも嘘なんだよなあってのが終始バレバレで(小妹が実は見えてるとかは予想範囲内。 劉が飛刀門の人間だというのは意外だったけどそれだけ) ネタバレされてもオオオーーーって感じより ええーー?な印象の方が強かった。

アクション面は、流石中国映画。 飛んで跳ねて剣劇などはハリウッドの非になっていません。 ただ惜しむらくは英雄ほどアクションスターが集まらなかったので、頑張ってるけど及ばない感が否めませんでした。 この辺は英雄を引き合いに出したマイナスの効果が出てますね(;´Д`)
中国のSFXアクション(って言ってしまおう)に物理的な理屈を求めてはいけないのだけど飛刀の動きがありえなさすぎて素敵。 あれはもう思念波兵器の域。
竹林の戦闘では追っ手が竹から竹に飛び移りながらアホほど竹槍投げてきたり、どっちかというと笑ってしまうような場面が多かった。 というより、この辺は英雄も一緒でやり過ぎの超人アクションはギャグになりかねないと再認識。
なんだかんだ言いながら、アクション自体は十二分に面白かったんですが、主人公勢が剣術の達人といわれながらも、英雄のような変態的強さを誇るわけでもないので少数人数で大人数を打破するというシーンが見られないのは残念ではある。 金城武がジェット・リーだったら、この映画でのピンチもさほどピンチではなかったんだろうなあとは思う。(笑)

あとは主人公勢がタフすぎるとかその雪景色はあり得ないとかいろいろ言いたいことはあるんだけど、こんなところで。 英雄並の期待をしていただけに外されたのはツライかな。
と、振り返ってみると一番謀られたのはK3自身だってことに気がついた。
謀ったな!チャン・イーモウ監督!

【キングアーサー】-6/21+ 評価:半分寝てた
イベントの日にレイトショーなんて行くものじゃないな
前半の半分を寝たり起きたりしてました(;´Д`)  多分面白かったと思う。
物語は円卓の騎士の主、アーサー王の王になるまでの話。 あれやった人には気になりまくりの映画なハズだ。

コの手の中世モノは弓が非常に強いなあという印象なんですが、キングアーサーはとりわけ強すぎな気がする。 英雄なみに矢が降ってくるシーンは圧巻を通り越して敵兵がかわいそうになってきます(笑)

登場人物が多めで誰が誰だかわかりにくい(序盤寝落ちしてしまったという点もでかいが)ので、劇場で配付しているチラシで予習くらいはしておいたほうが良いでしょう。
個人的にはアーサー役の人の顔が「くたびれたニコラス・ケイジ」にしか見えないというか、騎士団の長の割にイマイチパッとしない顔つきだったのが微妙に納得いかなかったです。
ランスロットの方が全然カコイイんだけど、リーダーっぽくはないか。

あと、少数VS大人数戦で円卓の騎士の変態的な強さが見たかったところですね。
いろいろと期待通りとは言えなかったけど、面白かったですよ。
最後に、とりあえずこれだけは言っておこう。

あんなオッサン顔、アルトリアちゃう! アルトゥリウスや!

【スパイダーマン2】-6/5+ 評価:スパイダーセンス!
続編モノで前作より面白いのって珍しいな
見てきたよー。 最近の続編もののセオリー通り、事前の説明はほとんど無いので予習は必須です。 一応筋書きがアメコミ調のイラストで入っていますけど、内容知らないと意味不明です。

大いなる力には大いなる責任が伴う。 というのは前作の名言ではあるのですが、実生活に響きまくってるピーターが哀れすぎる(;´Д`)

今回の目玉は何と言ってもスパイディVSドクの変態対決と言っても過言はあるまい。 ドクの登場シーンはどれも変態クル━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!って感じでとってもグッド
アクションもスパイディの伸びのある動きとパワーアームの動きに工夫があって全く飽きずかつカコイイシーンのめじろ押しで、とてもいい感じです。 しかしモノを大量に投げられると、どれか一つは間違いなく直撃されるな、スパイディ。 そんなところがナイスだ。

以下ネタバレ
・エレベーターで降りるスパイディがとてもシュール
・スパイディスーツはちくちくして、股間がキツイらしい
・時計塔に到着時、上空に糸を飛ばしてスイングしたスパイディ
・時計塔より高いものはなかったような
・電車客に運ばれるシーンはナウシカっすよね
・らんらん、らんららんらんらん、らんらんらんらららん♪
・今回は何かとマスクを外すスパイディ
・ドクは本体は人間のままなのに、かなりタフなのね
・トリチウムそのまま川に沈めるのはマズイのでわ…
・かなりキレイに終わりつつ 続編の伏線はしっかり引いてますな

摩天楼を駆けるスパイダーマンはでっかいスクリーンで見るべきだと思うのでお勧めしておく。 今回はなかなかにお笑いやらシリアスやら入ってて面白いですよ

【レディキラーズ】-5/22+ 評価:もう一歩
トムハンクスは女殺しとなる
昨年の「Catch me if you can」からコメディ色が強くなってきたトムハンクスが今回は悪役に挑戦。
知能犯がクリスチャンのおばちゃんに振り回されるというコメディ色の強い映画です。

ぶっちゃけ、コントです。

全体的な感想を言っちゃうと、もう一歩欲しいというか、テンポがもう少し良ければというか、惜しい感じ。
全体的にはスゴイキレイに収まってるんですけどね。 トムハンクスがもっと悪役に徹してくれればいい感じではちゃけたであろうなあ。
こう、なんて言うのかトラブルに今一つカルタシスを感じないというか、基本的に身内のトラブルなので、解決しても解決した快感が無い。
途中まで割と障害無くクリアできてるのが惜しいです。
こういうのってスナッチみたいな映画はスゴイ上手いですよね。

というわけで以下反転
・将軍が素敵。 死に様まで最高。
・もうちょっとおばさんが活躍するものだと思ってました。
・マウンテンガールワラタ。 56歳かよ
・序盤のキャラ紹介は良かったんですけど、生かしきれてないのが痛いです。
・教授のオチが予想できたのが(´・ω・`)

ゴミ運搬船のシーンがシュールで大好きです。
笑える映画を見に行きたいかたは是非

【キャシャーン】-4/29+ 評価:2時間30分のPV
キャシャーンがやらんでも、誰かがやるんやろうなあ(大阪さん談)
世間では意見が賛否両論の真っ二つ別れている作品ですが(賛:否=1:9) 個人的な感想としてはプロモーションビデオを2時間半延々と見続けたような、そんな印象です。
まー一方的にこき下ろされている意見が多いけど(どーも原作ファンに多いみたいだけど)原作見ていない身としては、そんな悪いもんじゃないと思いますよ。

いろんな部分で惜しい。 惜しすぎるなあ。 惜しいというよりは編集がかなり酷いことになってるわけで、せっかくの素材を殺しまくってるところが痛い。
例えばアクションシーンなんだけど、カットが多過ぎて(一秒未満とか)状況把握がつきにくい。 カット毎は恰好良いんだけど、繋がりが悪い。
酷いのは1シーンに3シーンを同時展開させたり、BGMの上にBGMを重ねるなど「そのシーンで何が一番重要なのか」というのがスゴイぼけちゃってる。 個々にやっても問題ないシーンなのに、何をそんなに急いでいるのか。 はじめのPV見てるみたいというのはこの辺に起因してるんですけどね。
PVってのは5分程度の映像なのでスゴイ詰め込んだ内容になってます。 紀里谷和明監督は宇多田ヒカルのPVも手がけてることもあって、5分単位のテンションはすごく高いんだけど、通して見たらどうかなーと思う。
ストーリーは大きいのか小さいのか微妙なところ。 この辺はネタバレになっちゃうので後述。

で、良い部分。 やはり映像の作り込みはスゴイ。 その一言に尽きますよ。 凝りすぎとも言えるほどに凝りまくった映像は一見の価値ありです。 どのシーンを切り抜いても絵として完成しているというのは素晴らしいです。 去年の英雄もそんな感じでした(若干ベクトル違うけど)
あと、役者さんの演技も非常に好演でした。 ミッチーや宮迫があれだけ良い演技できるとは思わなかったよ兄さん。 唐沢寿明については語るべくもなく。

ロボット軍団VSキャシャーンのシーンは素晴らしかったので、あのテンションを最後まで持続して欲しかったね。 あのシーンはホントにスゴイ。

以下ネタバレ反転でヨロシコ。
・で、あの稲妻は結局何?(´・ω・`)
・もひとつ、からくり城も一体何だったんでしょうか…
・わりと現実的な服装の多い中、1人真っ白なキャシャーン。
・1人だけ恥ずかしいコスプレさせられてるみたいで、浮いてたなあ。(笑)
・外陰とられるところとか特に。
・結局老人の延命が招いた事件というのは、なんつーか、…狭い。
・いい加減「人間が悪いんですー」的なシナリオは飽きた。
というわけで映像的には見ごたえがあるので、何も考えずに見ることをお勧めしたい。
話は小難しいんだけど。  いくらなんでも15点ってのはひでえなあ。

キャシャーンの原作アニメのストーリーなど乗っているページがあったので、ちょっと見てみる
……コラー紀里谷ー


【アップルシード】-4/25+ 評価:ブリィハアハア! web site
見た目など気にするな!
簡単な感想としては「原作コミックの良いところをミキシングした映像作品」って感じです。
見ての通り人物を含めフルCGで描かれていて、正直人物の影のつき方などがちょっと好みじゃないんですが、そういう懸念は開始5分で吹き飛ばされます(笑)

冒頭のデュナンvs謎のサイボーグ戦は「CGならでは」の動きが盛り込まれるわ、薬莢飛まくりだわ、動きに工夫もあるわでファーストインプレッションとして十二分に魅力があります。
薬莢飛びまくりのシーンで「マトリックスのパクりかよ!」と思う人は多そうだけど、マトリックスのそれ自体攻殻機動隊の模倣だし、攻殻機動隊とアップルシードは同じ士郎正宗作品。 周り回って帰ってキターとでもいいましょうか。

シナリオの大筋はコミックス1〜2巻の「ガイア暴走編」がベースになっていて、映像部分に残りのエピソードの名シーンが組み込まれている流れ。
ちょっと残念なのは、デュナンもブリィもユーモアな部分が削除されているところか。 普段つっぱねてるデュナンがブリィの前でだけ素直になるところとか、すげー可愛いんですけど。
んで、まあいつも通り以下はネタバレなので反転です
・ギリアム博士萌え(いきなりそれか)
・クドーって原作ではスドーだったと思うんだけど別人物なのかなあ
・冒頭で試験段階だったダミュソスシステムが後半で実用化って早いよ兄さん
・ヘカトンケイレス用LMで復活したブリィ燃え。 カッコ良すぎる。
・ただ知覚素子の髪の毛が無かったのは残念。 あれスゲー好きなんですけど。
・多脚砲台すげえ!
・夜の街を飛ぶLMの映像がカッコ良すぎる。
・超振動ワイヤーサイボーグのシーンは原作読んだ人はニヤニヤ
・自殺防止にワイヤー全部切り離すシーンは削除(´・ω・`) あのスピード感は素晴らしいのに。
・「バイオロイドに恋愛感情はないんだ。」 _| ̄|○ 義経君…
・「少しはあるんだ。 ヒトミを頼む」 (゚∀゚)義経君!
原作がマンガだからとか、CGうざーとかそういうイメージを払拭するぐらい話を含めて、良く出来てます。 原作ファンはもちろん、見てない人にもオススメです。
でも、原作は読んだほうがニヤニヤできますよ。 DVD出たら買おう。
個人的評価だけど、今のところ今年見た中では一番面白かったです。


【KILL BILL Vol.2】-4/24+ 評価:Vol.1に騙された人多数。 web site
ザ・ラブストーリー
ああああああああああああああああ。 微妙
というのも、映画などの一方通行なエンタテイメントについては「作品に何を求めるか」によって評価ってのは大きく変わるんですね。 KILL BILL Vol.1を見た上でVol.2に期待するのは、やはり殺陣でありアクションであり、あやしげな日本語なんですね。 ここまで書けば何が言いたいかわかると思いますが、この辺の要素は大幅に減っています。 Vol.1がセンセーショナルでハチャケテいただけにこの肩透かし具合はナンダカナーって感じ。
単品の一作品であれば悪くはないんだけど、あのKILL BILLの後半といれるとやはり評価を下げざるを得ないというか。 前後編に分けているだけなのになんでコレだけ差が出ちゃったのか。

まあ、それでも面白いところはいくつもあったので、久しぶりに一行ツッコミ以下反転
・ブライドの本名アッサリ判明。 ベアトリスク・キドー 隠す意味あったのか?
・ハットリハンゾーソード
・Vol.1の未公開白黒映像って修行時代のやつなのね
・パイ・メイ素敵。 ひげをなびかせて効果音がつくところとか。
・ ブライドとパイ・メイの会話の中で何回か名前を呼ばれてビビる。
・「北京語はひどい、広東語はわかるのか?」「日本語なら…」 いやそれすら微妙だろう(笑)
・「ハイー!」今回の日本語これだけ。
・五点掌爆心拳! これ英語でなんて言ってるんだ?
・The Five-Point Palm Exploding Heart Technique らしい。 意外にそのままだ(笑)
・エルの眼帯がハッタリじゃなかったのは良いね。
・つばぜり合いから目抜き敢行したけど、普通押し負けるような。
・ビルのキャラが穏やかながらも狂ってて素敵。
・ブライドvsビルは一瞬の戦いだったけど、座ったままのアクションなど、意外に工夫が凝らされていてダラダラ長いより良いかもしれん。
・世界一美しいとか言われてる割に、泥まみれ血まみれなブライド
・寝る前に見るビデオが「子連れ狼」の四歳
・忘れたころに使われる、五点掌爆心拳
・ブライド=ベアトリクス=ブラックマンバ=Mammy このスタッフロールはナイス。
まとめていくと、だんだん良く思えてきたけど、ウェディングドレスで大暴れくらいやってくれると思っていただけに、やはりちょっと残念か。
スタッフロールの最後に謎の1カットが入るので、最後まで見ましょう(´▽`)ノ


【オーシャンオブファイヤー】-4/17+ 評価:荒木先生? web site
あー、とりあえずいきなりタブー言ってみますか〜。
乗馬レース! 横断! サバイバルレース! 1890年!
おお! スティール・ボール・ラン!
と、なまじジャンプ読んでいると、どう見てもあのマンガの元ネタ(原典は同じというところかも)はこれなのではないかと思ってしまう。 思ってしまうし、さらにロードショー中に連載休載って言うのは… ぐ、偶然ですよねー(;´Д`)

それは置いておくとして、基本的なところは長距離乗馬レースなワケですが、SRRみたいにある程度の距離を疾走するレースというよりはパリダカみたいに延々と砂漠を横断する耐久レース見たいな印象。 どっちかというとレース自体より、それを取り巻く環境みたいなものがメインスポットとなっています。 レースそのものはひたすら「耐え」なのです。

つか、この映画の主役はフランク・ホプキンスというより、彼の愛馬、ヒダルゴだと言い切ってしまいそうです。 それぐらい良い演技してます。 この馬。 中に人入ってんちゃうかと。 フランクとヒダルゴの友情はかなり泣けるシーン多くて良かったですよ。 ちなみにフランク役のヴィゴ・モーテンセンは、アラゴルンの中の人です。 言われるまで気がつかなかったよ兄さん。 役が変わっても無敵ぶりは変わらず。

個人的にはSRRみたいにオモシロジョッキーが多数出てきて、変態レースを繰り広げるのを期待していたんだけど、そういう色は薄かったです(´・ω・`)

以下ネタバレなので反転
・まーなんつーかレース始まるまでは眠らないようにするので必死でした。
・スターウォーズのLMIが担当したのはイナゴ強襲と砂の壁のシーン。 圧巻
・しかしそれを上回る、ラストのマスタングの群れ。 スゲエを通り越して感動。
・名前忘れたけど、黒人の護衛人のアクションが燃え。 超カッコエエ。
・手負いの状態で、狩人チーターを倒してしまうヒダルゴ恐るべし。


【イノセンス】-3/7+ 評価:明夫たん(;´Д`) ハアハア web site
押井守的 攻殻機動隊1.5
とりあえず、予習として必須なもの「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」「コミック版 攻殻機動隊1」 予習していないと本気で意味不明 注意。
「攻殻機動隊1.5」と「攻殻機動隊2」は余裕があったら読んでおくと、劇中ニヤニヤ出来るシーンがいくつかあります。
「攻殻機動隊S.A.C」は予習しなくて良いです。 従来のファンなら問題ないですが、下手に予習するとバトーの性格の違いに戸惑いを覚えること間違い無し(まー原作に近いのはSACなんだけど)

これだけ前置きしていればわかると思いますが、「イノセンス」は「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」 の続編。 GITSのラストで素子が公安9課を去った数ヶ月後から始まります。
実はコミック版の1.5もスタートラインは同じなので、1.5での共通点もいくつかアリマスが、その辺は気にしなくても全然OK。 アズマって誰?程度でしょう。(´▽`)ノ

しかしまーなんというか、押井守って不必要に物語を高尚的に語ろうとしているきらいがアリマスね。 今回もアンドロイドと命の境界線みたいな話になってます。 アレンジのスタンスはGITSと同じなので、アクションに期待過ぎないように。 それなりのアクションもありますけどね。

ネタバレ的チェッキラッチョは以下反転
まーなんつーか今回のからくり人形は怖すぎてイヤン。 しかもその一つに素子が侵入するんだからなんともはや(笑) 1.5や2出てきたときの義体は美人さんだったのに(;´Д`)
バトーがからくり素子と再会して、上着をかけるシーンで「変わらないわね」というのは、GITSで光学迷彩格闘で犯人確保したあとのシーンとリンクしています。
アズマはワンカットだけの出演でしたが、プロトは出番無し(当たり前か)

基本的に大塚明夫(バトー)と山寺康一(トグサ)が出ずっぱりの作品なので、オジサマの渋ボイスを2時間延々と堪能できることまちがいなし。 明夫たん(;´Д`) ハアハア
これで若本規夫が出てくれば最強だったのに… 竹中直人で我慢しておくか。


【レジェンドオブメキシコ】-3/6+ 評価:ギター最強 web site
メキシカン達の挽歌
初めてCFを見たときに印象が「紛う事無きバカ映画」 その印象そのままの素晴らしい映画でした。
レビューの前に予備知識。 実はこの映画はオリジナルタイトルではなく、「エル・マリアリッチ」「デスペラード」に続く三作目の映画だったらしい。 といっても前作から8年以上経っていることも考慮され、初めての人でも安心な展開になっていますので、「前作見てないから」と腰を引く必要はないです。 つか前作気になったので今度借りてみよう。

レジェンド〜がどんな映画なのかはCMを見れば一目瞭然で、ショットガンやマシンガンでガンガン撃ちまくりーのいちいちカットが決まりまくりーの、絵になりまくりーの、良い意味でステレオタイプのガンヒーローという印象。
+バカ要素満載。 ギター弾いていたと思ったら、そのギターでマシンガン乱射という展開にはただただひたすらに拍手。 しかも人はぶっ飛ぶは銃はクルクル回すわ、ピンチには美女が助けにやってくるわで期待通りのお約束をスキなくキッチリやってもらって気分いいです。

最後ちょっと「?」なトコロはあるものの、ガンアクションに飢えている人には是非。
※ちょーっと思ったのですが、これなんか男達の挽歌に似ているような感じを受けた。 何処が?と聞かれると難しいんだけど、隠居した昔のヒーローを引っ張り出して大暴れするところとか。


【ロードオブザリング王の帰還】-2/7+ 評価:見ないと。 web site
ファンタジーの元祖、超大作「指輪物語」の最終作がいよいよ公開です! 今回の見どころは全編クライマックス! というところなのですが、K3さん的にはこの「全編クライマックス」というのはどうも気に入らなかったりします。 クライマックスというのは、そこまでに続く展開を抑えているからこそ、花開いたときがインパクトがあるのであって、全編がクライマックスになると、逆に山場が埋もれてしまうというコトなんですよね。 料理で言うと前菜からデザートまで全部ステーキで出てきたみたいな。 つってもLOTRの場合、123全て合わせて一本の映画として観るのが正しいので、王の帰還って10時間の映画の残り3時間なんですね。 そーなると王の帰還が全編クライマックスというのは解る話かー。

本編の方〜当たり前かもしれませんが、前作、特に二つの塔はもう一回観て予習は万全にしてから見に行きましょう。 じゃないと、一部誰が誰だか解らなくなります。 すいません、一部解りませんでした。 だってーLOTRの騎士ってみんなモジャにヒゲなんだもん・゚・(ノд`)・゚・

もはや面白さというのは前二作で発揮されているので、そういう意味での新しい感動というのは薄かったです。 「ロードオブザリングの最終章」以上でもなく以下でもなく。 ホントそのまんまの評価。
以下ネタバレにつき反転 注:K3さんは原作を読んでいません。
そうなると、不満な点が目に付くわけで。 個人的に不満なのはチーム・アラゴルンがほとんど活躍しなかったところだ。 というよりか、まさか二つの塔の焼回しみたいな防衛戦がもう一回あるとは思わなかった。 しかも終盤までアラゴルン達はいないので、どーにも爽快感に欠けます。 チーム・アラゴルンが到着してからは驚喜の嵐。 単身象兵をぶち殺すレゴラスが素敵すぎる。 やはり、ロードオブザリングは団体戦より、少数が多数を打ち破っていく展開の方が面白いと再認識。
フロドの方はかなり不満かなあ…というのもフロド自身旅の疲れと、指輪の魅力にかなり参った状態なので、全く生気がなく、終始元気がない状態だったのはしょんぼりでした。 しかもラストバトルがゴラムと揉みあいへし合いで、弾みでゴラムと指輪が落下し、消滅。 えー。
RPGのラストって言えば、大ボスとの最終決戦ってのがセオリーじゃないか!ヽ(`Д´)ノ 再集結した仲間全員で復活したサウロンと大バトル! というのを期待していたのにい_| ̄|○
そんなしょぼーんなフロドパートで輝いていたのがサム。 輝いていたというか、むしろ主人公がサム。 パーティ全員でも手こずりそうな巨大蜘蛛を1人で追い返すし、捉えられたフロドをオークだらけの塔へ単身助けに行き、無傷でフロド奪還に成功。 サム凄すぎ。 しかも最後は意中の相手と結婚するという輝きっぷりに乾杯。 サム株急上昇。 つかフロド存在感薄すぎ。

つーわけで、旅の仲間。二つの塔と観たんなら、王の帰還も観る。 これは必然。


【ハリウッド的殺人事件】-1/29+ 評価:コメディとしては面白い web site
ハリウッド的殺人事件というか…
ハリウッド的踊る大捜査線といったほうがしっくり来ますね。
社会風刺的に警察内部の日常を描いている踊るとは若干コンセプトは違いますが、描いているベクトルは同種モノです。

特に無関係に発生してくる伏線が終盤一つに収束されるトコロなどまさに「踊る」的な手法と言えるでしょう。
ちょっと登場人物が多いけど、話のテンポは良いし、面白いです。

欠点を挙げるのであれば、コメディタッチ過ぎて「映画」という感じが薄いところでしょうか。 これは「踊る」も同じなんですけど、テレビの二時間スペシャルモノを少し豪華にした印象に留まっちゃうところが痛いところ。
踊るのノリが好きな人にはオススメです。

しかしジョシュ・ハートネットの映画が初めて面白いと思えた。 ある意味貴重だ(笑)


【タイムライン】-1/22+ 評価:いまいち web site
まーなんていうのかなー
この映画を見た感想としては、「この映画はホントは面白くない」のか「K3さんとマイケルクライトンの相性が悪い」のどちらかかなあと。
マイケル・クライトンといえばジュラシックパークやツイスターの原作者なんですけど、正直「映像がすごいパニック映画」以上には思わなかったんですね。 まーそのへんは置いておいて、タイムライン。 何が気に入らなかったかというと「タイムスリップモノ」として絶対的に守らなければならないセオリーというものが結構無視されているからだ。
タイムスリップモノのセオリー。 それは「歴史を改竄させないこと」 なハズなんだけど、登場人物達がそれを意識して行っている印象が薄いんですよね。 しかも命乞いするためにその時代のものではない薬品まで作ってるし。 タイムスリップモノのギミックはまずまず使えていたと思うけど、なんていうかイマイチ。 大体「1人を救うためにドンドン人が死んでいく」話ってのはあんまり好きじゃないです。 その対象者のモラルも最悪だし。 一体何しに行ったのか。
多分、マイケルクライトンの見せたいものと、K3さんが見たいものが決定的に違ったから、評価が大分下がってしまっているのであって、「時代を越えた愛」とか見たい人にはピタリとはまるんじゃないのかと思う。 ハリウッド産のタイムスリップモノはもう見ません(´・ω・`)
藤子不二雄のマンガの方が全然よく出来ていると思うよ。 TPぼんとか。


【リクルート】-1/6+ 評価:騙しあいすぎ web site
信じるな一 自分の五感さえも
友人から「試写会当たったけど行く?」と誘われたので、いつも以上に予備知識ゼロで見てきました。
「リクルート」というタイトルを聞いて「就職活動をする大学生の奮闘記でちょっとラブロマンスなんかもあっちゃうコメディモノ」などと想像してしまって、いざフタを空けるとCIAの訓練学校を舞台にしたサスペンスだったというワナ。
微妙にタイトルに問題ありませんか?コレ。

で、中身の方なのですが、期待していなかった(つか知らなかったワケだけど)と言うこと以上に面白かったです。 一言で言うと「すっげー高レベルの騙しあい」 とにかく嘘と切り返しが多くて見ていてるコッチも登場人物の行動や言動を疑ってしまうくらいのめり込めます。
以下ネタバレ反転
「騙しあい」というのがポイントなのは非常に良いのですが、騙しあいしすぎて真犯人が出てきても驚きが少ないところが痛いところですね。 こういうもう1人の黒幕的な演出はリーグオブレジェンドが極まっていただけに少々残念。 あと、主人公の行動理念の根本がちょっとわかりづらかった。 結局は父の本当の姿と死因を知るためにCIAを利用したかったと言うところなのでしょうか。
映像的には特筆するところはないのですが、とにかくストーリーのテンポが良いので、スクリーンではともかくビデオリリースしたら一度見てみてもいいんじゃないでしょうか。
年始の映画は外れることが多いのですが、今年は当たりでした。 おみくじ大吉だったし。