□ 2003年版
ファインディング・ニモ
ブルース・オールマイティ
ラスト・サムライ
マトリックス・レボリューションズ
KILL BILL
フレディvsジェイソン
リーグオブレジェンド
英雄/HERO
劇場版仮面ライダーファイズ
ハルク
踊る大捜査線THE MOVIE2
ターミネーター3
バトルロワイアル2
ミニミニ大作戦
ザ・コア
マトリックスリローデッド
X-MEN2
アイ・スパイ
ブラックダイアモンド
Catch me if you can
タキシード
007/ダイ・アナザー・デイ
ロードオブザリング-二つの塔-
トランスポーター
ギャングオブニューヨーク/
 ←2002年版   ↑TOP

【ファインディング・ニモ】-12/21+ 評価:戦え!ニモ! web site
ファイティングニモ(戦え!ニモ!)と間違えている人多過ぎ。 というか間違えやすすぎ。 ほとんどの人が間違えているんじゃないでしょうか。 時点がファインティング・ニモ。
がしかし、意外にも内容は思ったよりファイティングだったりする。 そう、まさに自由への闘争(誇張しすぎ) Pixerの映画はシナリオはシンプルですけど映像がやはりスゴイ。
とりわけ水の表現に注目されていますが、個人的には魚の動きがビックリした。 割とすいすい動かれているのでボケッと見てたら気がつか無いんですが、よくよく見てみると実在の魚の動きを踏襲したうえでアクションを加味しているので「自然な魚のアクション」なんてものが出来ていたりする。
話はマーリンがシドニーに着いた辺りからがすっげー面白かったです。 ドータ襲来とか音楽も相まって最高でした。 食い意地張ったカモメ達ですが、シドニーのカモメって本気であれだけ食い意地張っていたりするのでやけにリアルで笑ってしまったわけで。ヽ(´-`)
今年の冬はこれと「ラストサムライ」くらいは見ておきたいですね。

【ブルース・オールマイティ】-12/20+ 評価:安いなあ web site
「神様は不公平だ!」「だったら君が神様をやりたまえ」
まーまさにそんな映画。 ジムキャリーらしいキレのあるギャグはこの作品でも健在。 なんでも思い通りにできる力と、起こしたことの反作用などが描かれてるのはいい感じ。
ただ、合成関係がちょっとチープと言うか、予算が足りなかったのか、10年前くらいの合成が苦しかったかなあ。
それでもシーンのつなぎや話の盛り上げ方などは十分に及第点の映画だったと思います。 笑える映画が見たい人にはお勧め。

劇中出てくる街並みとか、ハンバーガーカフェなどはUSJにも同じものがあるので、冬休みにUSJ行こうかなあとか思っている人はちょっとした予習がてら見てみるのもイイかもしれませんね。

【ラスト・サムライ】-11/22+ 評価:渡辺謙カッコ良すぎ。 web site
くたばれ日本映画。
アメリカンプロデューサーがどれだけ日本を勘違いしているのか?というギャップを楽しむ映画かと思ったら全然違った。
しっかり調べてキッチリ作っている印象。 少々演出過剰気味に描かれている部分はアリマスが全然許容範囲。

しかし、この映画のコトの発端は単純に「トム・クルーズ」が袴はいて日本刀振り回したかっただけなのではないのかと。 そう思えるくらい袴をはいたときのトム・クルーズの演技が生き生きとしていました。

で、一言目なんですが、同じ素材、ジャンルを描いてこれほどまでに差が出るものなのかと邦画に絶望。 もちろん予算がまるで違うのでしょうが、映像の作り方が根本的に違っているのではないかとも思った。 若干きつめに書いてますが、日本中年俳優がこれほどカッコ良かった映画は無いんじゃないの?

とりあえず、サムライ好きは見れ。

で(以下ネタバレ) ガトリングガンの前に敗れ去るサムライ達に追悼の涙を流せ!
あのシーンにラスト・サムライの全てがつぎ込まれているといっても過言ではない!

【マトリックス・レボリューションズ】-11/5+ 評価:終わった… web site
映画革命三部作、いよいよ完結。
さてさてさて、これだけ賛否両論の出ている映画も珍しいですが、泣いても笑っても、これがラストです。 リローデッドのラストが見事なまでにぶつ切りだったことでお分かりでしょうが、レボリューション開始時にリローデッドの説明は一切ありません。 直前にDVDが発売されているのは「予習しておけ」という制作側のメッセージなのでしょう。 リローデッドのレビューはココ
リローデッドの時「話は終わっていないので単品での評価は不能」といわれてきましたが、レボリューションも同じく単品での評価はあまり良いものではないです。 というかすごくバランスが偏重なんですよ。(シーンや設定、バトルなど。見ればわかるけど) 全体で見れば無印くらのバランスなんだと思う。

というわけで以下のレビューはネタバレ。
・ネオが現実世界で力を使えたのは「選ばれたものだけがマトリックスの力をこちら側に持ってこれる」からだそう。 なんか納得いかないような。
・「虐殺された」のはザイオンではなく、先遣のホバー船隊のこと。 ローランド船長ちゃんと説明してください。( ̄▽ ̄ll) どっちにせよザイオン大ピンチですが。
・あのフランス人=メロビンジアンのこと。
・セラフはメロビンジアンの作ったプログラムらしい。(放蕩息子って言ってた)
・同様にエージェントの生みの親はオラクルなのか?(母さんといってたが・・)
・セラフがカコイイ。 ジェット・リーに来ていたオファーって、セラフ役のことか?
・あっさりスミスに吸収されるセラフ(´・ω・`) スミスvsセラフ見たかったな…
・パーセフォニーのオパーイ、イヤッフー。 でもセリフ無しで(´・ω・`)
・ザ・ツインズは出番すら(´・ω・`)
・今回はエロ無しですよー。 前回がエロエロだっただけに。
・トレインマンに一撃でぶっ飛ばされるネオさん(´・ω・`)
・トレインマンって変態的に強そうなので、ネオvsトレインマン見たかったなあ。
・ステーション脱出を試みて左に消えたネオが右から現れたのはすでにコント。
・オラクル役の人は亡くなったので、姿が変わらざる得なかったそうです。
・オラクルの目=予知能力を手に入れたスミス。 思うにコピースミスの情報ってアップデートした瞬間に共有されているのでしょうか? プラグインしていないベイン=スミスが、オラクルの目を(σ゚д゚)σゲッツしたことをほのめかしているのが微妙に不思議。
・サティーのことをエグザイル=流浪者と呼ぶスミス。 ということはサティーはメロビンジアンと同じくはぐれプログラムなのか。 となればラストシーンでの朝日をプログラム出来たことには納得。
・階段にいっぱい居るスミスさんのシーンは、笑うところですよー。
・ マシンシティに赴くネオについていかないモーフィアスに萎え。
・つか、モーフィアスの外野っぷりに涙ですよ。
・そしてジー(リンクの嫁)活躍しまくり。
・ミフネ船長燃え。 APUともどもカッコ良すぎる。
・そしてセンチネルの大軍に敗れるミフネ船長に涙。(;つД`)
・ザイオン攻防戦って映像的に凄かったんだけど、長すぎ&見るほうはそれを見たかったわけでもなく、センチネルのキモさも手伝って食傷気味でした。
・失明してもスミスの位置や風景を見ること(感じる?)ことが出来るネオ。 なんつーか悟りを開いているというか。 そういうことなのだろうか。
・ネオがデウスエクスマキナと取引した要約「スミスはマトリックスすらも破壊する力を持ち、デウスエクスマキナの支配下からもすでに離れている→スミスはオレが倒す。→なのでザイオンには手を出すな」 ということ。 スミスに勝利した(つか相打ちのような)ネオとの約束通り、戦争停止(ザイオンの放置)&人間発電所での希望者の開放を約束するアーキテクト。
・でも、根本的な問題の解決(食料や壊滅寸前のザイオン、人間と機械の共存など)は出来ておらず、特に一度破綻した共存が長続きすることも考えにくい。なので「続けるところまで平和は続く」
・結局はマトリックス側もバージョン7にアップデートしたと思うのですが。
・ラストのネオvsスミス。 もはやドラゴンボール。
・一万人はいたスミスさん。 代表者はスミス@オラクルだったわけですが、どうやって代表者を決めたのか気になります。 じゃんけんとか。
・道はもちろんビルの中にもいるスミスさん。 もはやギャグです。
・ネオのパンチがスローで炸裂するシーン、ジョジョ5部のゴールドエクスペリエンスを想像した人は少なくないはずだ「か・感覚だけが早くて! ゆっくりと激しい痛みがあ!」
・光とともに砕けていくスミスさん達の映像は、劇場版エヴァのラスト・・
・ラストバトルは今までの全技術(ブレットタイム、銃撃、剣撃、カンフー)を盛り込んだ内容にして欲しかったですねえ。 あと雨降りすぎ。 雷鳴りすぎ。

まあ、こんな感じで。 一作での満足度は、無印>リローデッド>レボリューションズかなあ。
レヴォの出来が悪いんじゃなくて、マトリックスってシリーズごとに象徴するキービジュアルがあるわけなんだけど(無印はマトリックス避け、リロは高速逆走)レヴォはネオvsスミスか、ザイオン攻防戦なんですよね・・ネオvsスミスはドラゴンボールだし、ザイオン攻防戦はAPUの漢っぷりと、センチネルの迫力がスゴかったわけですが、見ている側はマトリックスにそういうものを求めていないんですよね。

ちょい補足
最後スミスに乗っ取られたネオが乗っ取り返せたのは、現実世界で接続したデウスエクスマキナが乗っ取られた瞬間、ウイルス解析→ワクチン精製→スミス破壊プログラムを逆流→コピー全滅という流れ。 これ書いてて気がついたんですけど、攻殻機動隊の電子戦の常とう手段だったりする。 そして、「多様性の無いコピーは一つのウイルスで全滅する」というのも攻殻機動隊の受け売り。
スミスがコピー出来たのはエージェントの市民乗っ取りプログラムの変種なんでしょうね、多分。 そして、乗っ取りも全プログラムをスミスに書き換えるわけではなく、ヘッダのみ(一番表面の部分)書き換えて「他人の身体をスミスがコントロールしていた」というのが正しいんだと思う。 外見はマトリックス世界なのでいくらでも書き換えが効くし。


【KILL BILL】-10/25 + 評価:ヤッチマイナー  web site
ブレザー服とガンダムハンマー
なんていうのかな〜、タランティーノの趣味映画といえば一言で終わってしまうのですが。ちょろっと補足。
ふと思いついたミスマッチな組み合わせを思うがままに活躍させる舞台と、撮ってみたかったシチュエーション「だけ」で構成された映画。 (トランクスーツと日本刀、千葉真一と英語、女子高生とハンマー、隻眼看護婦など) それだけ趣味的に作られているので、シーンごとの映像や演出のこだわりはかなりのモノです。
特に青葉屋大乱闘など手足が次々とぶっ飛ぶ殺陣は必見と言えるでしょう。 アクションも変化が多いので見ごたえもあるし。 余談ですが、最近マトリックスリローデッドのDVD見たんだけど、単調でした。
その青葉屋で一番の異彩を放つのはやはり「ゴーゴー夕張」こと栗山千明。 ハンマーアクションが凄すぎるうえに、強過ぎる! というかバトルロワイアルの時のキャラクターのままだ!Σ(゚□゚lll) これだけ見に行ったといっても過言ではないくらい満足度の高いキャラクターです。
いろいろと粗削りな映画(というより思うがママに作っているというか)なので、悪い点などはツッコミ程度にしておきたいのですが、音楽の選曲がかなり疑問。 シーンを言うとネタバレになるので言えませんが、演歌なら演歌、ロックならロックで使う分には良いのですが、ごちゃまぜに流すもんだから統一感が無茶苦茶。 だけど通しでサントラ聞いてみたい。
  • セリフの三割以上が日本語
  • ルーシー・リュー(オーレン)とユマ・サーマン(ブライド)のやり取りも日本語
  • 「ヤッチマイナー」「ウソツケー」以外は字幕必須。
  • とくにオーレンは日本育ちなんだから・・(;´Д`)
  • 刀鍛冶のハットリハンゾウ
  • 機内に日本刀持ち込みOKかよ!
  • 意外と長いアニメーションパートfromプロダクションIG
  • 流石にクオリティ高いね。 動画枚数とか凄まじいです。
  • マツモト組長はロリコン
  • 青葉屋の二階のドアを開ければ日本庭園。 どうなってんだー!
  • 二刀流萌え
  • 影絵殺陣萌え
  • CMにあった修業のシーン(白黒)ってあったっけ?
個人的には大好きなアホ映画なんですけど、ほんとに趣味映画なので、剣劇ダイスキー!と堂々と言える方以外にはあんましお勧めできません。 後半のvol2はGWに上映予定。
※今回の映画画像ってしろはたさんのトコロにあった画像があまりにもセンセーショナルだったので遣わせていただきました。(リンク先で大きいのが見れます)
映画秘宝すげえな。


【フレディvsジェイソン】-10/18 + 評価;ホラーのねーちゃんはエロエロ。 web site
リストラ寸前のホラー映画がタッグを組んで復活!
二週続けてクロスオーバーモノ見ていますが、こっちが原作を詳しく知らない人向けに出来ています。 何と言っても監督が各作品を一作づつしか見ていないというんだから。
基本的にホラーは苦手なので、好んでみることはないのですが、VSモノというか、作品の枠を越えて戦う! というノリが大好きなので観てきました。
期待通りの出来と言っていいかな。 どちらの作品が好きかで評価が若干分かれるかもしれないけど、各作品のバックボーンと醍醐味、VSモノとしてのこの作品の完成度は中々に高いと思う。
前編はお約束のごとくお馬鹿なティーンエイジャー達が惨殺されていき、後半はフレディとジェイソンの戦いが本格化していくという流れ。 全体的に物語を動かしているのはフレディって印象があるので、いざ頂上決戦となると若干ジェイソンを応援してしまうワナ。
ジェイソン応援したのって今までなかったなあ〜(゚∀゚)
接近戦が超強いジェイソンにウケた。

んなわけで一行ツッコミ
・裸のお姉ちゃんから殺されるのは、ホラーの常。
・しかし無駄にグラマーな女性が出てくるなあ。
・被害者に感情移入の余地が無いので、殺されてもどうってことないね。
・ジェイソン、水で弱りすぎ。
・よくよく考えればジェイソンには迷惑な話だ。

しっかりホラー要素もあるので、そういう部分に期待してもアリだ。


【リーグオブレジェンド】-10/11 + 評価:予習必須 web site
久々に映画見ました。
楽しみにしていたわりには、前情報チェックしていなかったので、かなり勘違いしていました。
世界の危機にある科学者が物語の登場人物を現実に再現させた!みたいな。 で血液恐怖症の吸血鬼、月を見ても変身できない狼男など。
どうしてこんな勘違いをしていたのか・・・_| ̄|○

というか「現代によみがえる!」とか「時空を越えた戦い」というキャッチは間違ってます。 現代でもなければ時空も越えていないのですから。 予告ムービーを見た方は知っていると思いますが、昔の映画で活躍した登場人物達が作品の枠を越えて一同に集まるクロスオーバームービー。
なので、吸血鬼やノーチラス号の設定などが「存在しているのが当然」となっているので、ノーチラス号の説明や吸血鬼の特異性は全く触れられていません。 ある意味X-MENに近い。
それだけに各作品の予習をしておかないと「コイツ誰?」とかなってしまうの注意。 ただしネモ船長が出てきても、褐色の少女や蒼い宝石は出てきません。 出てきません_| ̄|○←作品違うだろ。

映画全体としては整合性というか、ディテールがいい加減なので、映画に没頭してみるというよりツッコミながら見るというスタンスで見たほうが面白いと思います。007と一緒ですね。

結構盛りだくさんの映画ですが、やはり肝はアクションシーン。 しかしカット数が多いので見づらくなったのは残念かな。 ネモ船長のアクションが面白かったです。

では通例の一行ツッコミ
・ソーヤー諜報員!
・ドリアン登場時に「切り裂きジャック」なんて言うな!
・ファントム=変態仮面
・Mの正体が明かされても誰なのかわからなかった・・・_| ̄|○
・未来の兵器自動小銃。 速攻でジャムるところが萌え。
・ヴェネチアに侵入するノーチラス号。 無理だー!
・ハイド見たとき、ハルクと同じ匂いがしたのは秘密だ。
・ノーチラスの探査艇って水上じゃクルクル回るだけで、水中じゃ横移動船なんですよね。
・ノーチラスの自動車ってオープントップだったのかよ!
・写真撮っただけでコピー出来るなんて、ファントムの技術はザフト並か!
・不死身多過ぎ。

英題は「The League of Extraordinary Gentlemen」 ふつーに「紳士同盟」じゃダメだったんだろうか?(一人淑女がいるか) ちなみにコミック原作らしい。
「ディテールはいい加減」って書いたけど、この映画の中での関連性は上手に繋げていると思うので、その辺の矛盾点は少ないと思う。 普通にお勧めできます。要予習だけど。
予習作品:ソロモン王の洞窟・ドリアンの肖像画・ドラキュラ・トムソーヤの冒険・透明人間・ジギル博士とハイド氏・海底二万マイルそしてシャーロック・ホームズ←ネタバレ

半分しか予習してなくてゴメンナサイ_| ̄|○


【英雄/HERO】-8/17 + 評価アクションメインではありません web site
ワンスアポンアタイム・グリーンディスティニー
ジェット・リー主演は見敵必殺。 というわけで英雄を見てきたんですが、K3さんは大きな勘違いをしていました。 ジェット・リー主演ということでアクションのためのストーリー、つまりはストーリーなんてオマケのつもりで見に行ったんですが、激しくシナリオ重視の映画でした。 どういう意味でのシナリオ重視かというのはネタバレなので言えないのですが、テーマに対してはものすごいストイックな作りになっています。 これだけ重い映画であるというコトが予想できていなかったので、心の準備が出来ていなくてちょっと失敗。
そして、シナリオ以上に圧巻なのがビジュアル面の演出でしょう。 これは映画のウリの1つとして宣伝されている通り、飛び散る水滴、舞い上がる落ち葉、揺らめく炎、煽られる布、の美しさは別ベクトルで極まっているといっていいでしょう。 1つ1つが切り取って絵になるほどの完成度に素直に感動。 また、シーンごとに「色」が決められているのですが、その色の統一性も感嘆の一言に尽きます。
圧巻といえば「数」という点においても凄いことになっています英雄。 CMでもありますが「何億本あるねん!」と突っ込みたくなるほどの矢の大軍や、昼に見た1万人ライダーのショックをアッサリ吹き飛ばすほどの秦軍の軍勢。 CGで増やした人ではなくて一人ひとりがエキストラなのだから飛んでもないです。 クレジットを見る人民解放軍というのが関与しているみたいですけど。 こういう数の凄さによる「中国」の演出というのが凄いです。
さて、アクションのことが最後になりましたが、シナリオ偏重だからアクションがいまいちなのかというと全然そんなはずもなく、この辺は希代のアクション俳優が参加しているだけにマトリックスすら足下に及ばないほどのレベルで展開されています。(キアヌはよくやっていると思いますよ) 超人過ぎるアクションというのは、スゲエなあ!というのを通り越して半ばギャグみたいになってます。 剣劇中心なのでジェットリーのカンフーが拝めなかったのがちょっと不満ではアリマス。 
微妙に中だるみする時間帯はありますが、シナリオ、ビジュアル、アクションが高いレベルで備わったエンターテイメント映画だと思うので、シナリオ重視のアクションを見たいという人は是非。
そして最後に無名がなぜ英雄と呼ばれたのかを考えてみましょう。


【仮面ライダーファイズ-パラダイスロスト-】-8/16 + 評価 (゚∀゚)イイ! web site
1エンターテイメント映画としての完成度が高いです。
ネタバレ云々は後でまとめてやっちゃうので、この部分は純粋な感想など。 去年の龍騎と違って話が一話でキッチリ完結しています。 しかも結構面白いし、バトルも恰好良いし、平成ライダーファンは見に行ったほうが良いと思います。 話そのものはややパラレル気味なのでTVシリーズと離れますが、設定的にミッシングリンクになっている部分を妄想したりするのはなかなか楽しかったり。
ってなわけで、以下ネタバレ。
・ e-flick.netを定期的にご覧の皆さまは、お気づきだと思いますがK3さんはオートバジンが大好きです。 最近TVの扱いの悪さから、劇場版ではきっと大活躍のだと信じていたのですが、オートバジンの最期と扱いには涙を禁じえませんでした。(つД`) なんかなー復活ファイズと共闘してライオトゥルーパーぶっ飛ばすとか、散るにしても絶体絶命のファイズを身を挺して守るとか、そういう感動的なシーンにして欲しかった。 で、最期はちょっとしゃべったりするんですよ「ガ…ガ…ファイズノ無事ヲ…カクニ…ン………」「お…おまえ!」やべ、書いてて涙出てきた。 ってバジンさんだけで何文字書いてるですかワタシャ。
しかも面白かったとかいっている割にはいきなりダメ出しだった。というわけで次。
・カイザ散る
放映前から扱いの小ささから薄々感じていたんですが(↑の画像での扱いなど)、カイザというか草加があっけなかったですねえ。 冒頭の解放軍とオルフェノクが町中で戦っていても街の人は、ごく当たり前の風景のように気にしていなかったのに、カイザが現れた瞬間逃げ惑う姿が面白かった。 ああ、この世界はオルフェノク中心で、ライダーは悪の存在という認識なんだなあと。
そして、変身する啓太郎。 予想では秋スペシャルだと思っていたんですが、以外にも劇場版で変身してしまった。 カイザギアは死のベルト。 変身したら死んじゃうハズなんですが、やはり変身一発の力なのか、カイザギアの方が消滅してしまったわけで。 死ななくて良かったね啓太郎君。
しかし、アギトSPのオムロンのように簡易アーマーではなく、レギュラーアーマーだったので、その威力は本物。 それでいて啓太郎っぽい動きなど、中の人の演技力って凄いですね。
・ 激情態オルフェノク
馬と鶴がTVシリーズと形が変わっていました。 特に説明もなかったんですが、純粋に進化系と捉えて良いと思います。 ただ、蛇だけノーマルだったので、進化条件としては「オリジナル」であること辺りじゃないかと思う。 特典はモチーフにより近い形態になれるってところでしょうか。
・ 巧の正体。
TVシリーズでも疑問視されていたコトに1つの回答が。 やはり巧はオルフェノク。 しかしこれはあくまで劇場版の設定なのでTVもそうであるとは限らないのですが。 予想としては一度捕まった巧は実験か拷問によって命を落とすものの、オリジナルとして蘇生。 変身し脱出のおり社長を首チョンパしてファイズブラスターをぶん捕って逃げたのだと思う。
・激カッコイイ復活ファイズ。
暗闇に光る、赤いフォトンブラッドも超カッコイイのですが、やはりここはアクセルフォームによる同時多発クリムゾンキックを推したい。 つか、そんなことが出来るなら始めからやれっつの。
・英語なのに字幕が出ない315の男 サイガ
帝王のベルトの1つであるサイガドライバー。 カイザには圧勝でしたが、アクセルファイズには苦戦気味。 ちょっと不思議。 アクセルファイズとの超速追いかけっこは面白かった。
サイガを倒すときの「巧!」→レディ!→つばぜり合い→イグッシチャー→ズバー!の過程を一瞬でこなすのは忙し過ぎだと思うが、カッコ良かった。
・オルフェノクの王、地のベルト、オーガドライバー
やはり、オルフェノクの王は勇治君でした。 巧同様TVシリーズではどうなのはは不明ですが、扱いが今一つ悪いので微妙です。 社長では無いみたいなんですけどね。
オーガはあまり語るところ無いなあ。
・ファイズ最終形態 、ブラスターフォーム
とんでもなく取り回しの悪い武器、ファイズブラスターにファイズフォンをセットして555を入力することで変身できるブラスターフォーム。 性能はダンチでアップしますが、やはり弱点はブラスターの取り回しか。 TVシリーズではどういう登場するのか気になります。 まさか天井から降ってこないよね?
・怖い怖いスマートレディ。
何気に一番怖いのはこの人ですよねえ。 今回のでスマートブレインには黒幕が(歴代の声優が顔つきで出演)いることがわかったので、まだまだ何かありそうです。この会社。
・ラストシーンの意味
巧(オルフェノク)と真理(人間)の共存が実現した1つの例だということで解釈。
世界的に大変なことになっていることには変わりないんですけどね。

と、気がついたら結構な長文になってしまっていた。
総評は「よくぞまとめきった!感動した!」 ということで


【ハルク】--7/26 +++ 評価 生涯ワースト web site
もうね、何がダメってすべてがダメ。
先行で見た映画は極力ネタバレを控えるようにするんだけど、この映画は本気で映画館に見に行く必要がないと思ったので、隠しません。

とりあえず、ハルクに変身するまで一時間かかります。
それまでは大きな事件もなく、淡々と主人公周りの人間関係が語られていくんですが、全然面白くないです。
そして一時間経過。 ついにハルクに変身。
研究室で大暴れして終わり。(゚∀゚;)え?
その後、化け物に変身してしまった主人公は悩みます悩みます、悩みます・・・悩むだけです
シナリオ展開はスパイダーマンと似たようなもんなんですが、ここで大きく転換。
常に受動態でしか動かない主人公が面白いはずもなく。
それでも恋人に放たれる3匹の刺客。 ハルクが怒りで覚醒!助けに行きます。 ついに本格的なバトルか! が、暗くて全然見えねえ・・・しかも噛みついて殴ってるだけ・・・それでも圧倒的なパワーで一気に片づけるのならともかく、延々と噛みつき→殴りのループ。 しかも画面暗いし・・・
と、開始一時間で帰りたくなるワナ。
ほかにも全く重量感の無いジャンプ及び着地とか、2回も(しかも恋人の手引きで)拘束されたり、パパンの主目的がまったくわからなかったり、見ていて全然面白くないのです。
ラスボスであるパパンも「何でも同化できる」能力を獲得したものの、微妙に使い方間違ってるし、ラスボス戦も類に違わず「暗い」 暗いだけならまだしも、(いいのか?)雷がビカビカ光るおかげで目がくらんでしまい、ただでさえ暗い画面がさらに暗くなるという手の込みよう。
もうここまで来ると、映画に「帰れ!早く帰れ!」と言われているような気にさえなります。

これほど最後まで見るのが苦痛で、映画的にも期待外れだった映画はなかったので(TV&ビデオで見た映画は除きます)サインを越える「生涯ワースト」の称号を与えたいと思います。
駄作と思ってた「パールハーバー」「バトロワ2」「サイン」あたりはまだ見るべきところがあったんですが、ハルクに関しては全く見るべきところが無いです。
というわけで、コレだけ叩かれた映画ってどないやねん? と、興味が出た片以外は全く御勧めできません。 見に行って「クソ映画じゃコラ!」とかいわないでください。

おまけ
ただでさえ面白くなくてイライラしていたハルクでしたが、さらに輪をかけて最悪な事がありました。
それは「おばんのツッコミ攻撃」CFの時から携帯メール(プッシュ音アリ)してやがるうえに、本編上映中隣のおばんにいちいち内容について語るんですよ。普通の声の大きさで。
「わーなんでズボンやぶれへんのかなー」
「CGうそくさー」
「こんな空飛ぶ夢みたことあるわー」
「暴れるだけやん、なにやってのー」
(#゚Д゚)<帰れ!

マジでイライラしたので「ウッサイ、黙れ」と指向性をもったつぶやきを、隣のオバンにだけ聞こえるようにつぶやいときました。  効果無かったけど(;´Д`)
女性の声は良く通りますからね(オバンの場合は「響く」という) 映画を見るときはなるべく黙ってみるようにしましょう。 ああ、夏のファイズが心配だなあ・・龍騎の時はお子様の解説付きだったし。


【踊る大捜査線THE MOVIE2】--7/21 +++ 評価 かまだあ web site
「バトロア2」「T3」(一応マトリックスも)釈然としない映画が立て続けだったので、多大な期待と若干な不安があったものの、見た感想は「大変面白かった」です。
「踊る」も社会風刺的な要素や、時代背景などを取り込んだ内容になっていたけども、「踊る」はやはり「踊る」でした。
では、恒例の一言チェックポイントをドウゾ。

・とりあえず、「歳末スペシャル」は見ておきましょう。
・冒頭の青島の「俺向きの事件」発言は5年間の慣れによる慢心。
・大事の前の小事を見逃したところも(これは前作との対比にもなってます)
・↑中盤の「思いでのコート話」にリンクします。
・出勤前に試供品で貰う「強力耳栓」
・「湾岸の月」→ホワイトアウトの「赤の月」のパロディ
・SATは歳末SPに出てきた連中ですね。
・青島君SATを制圧→その後のSATと行動するとき、同行できるようになる伏線
・微妙に本編に絡まない岡村さん。これブラフですよね。
・防犯カメラに映っていた姿は面白すぎます。
・吸血事件の二人目の被害者の娘がカワイイ。
・TOSHIBA頑張りすぎ。
・意外なところにリンクする署長ラブメール事件。
・スーパーサイヤ人か?と思わせる真中のパワーアップぶりはすごい。
・しかし中身は変わらず。 「子供つくろ!」ストレートだ!
・沖田管理官が新城とそんなに差が無かったのが残念ですね。
・最後に一花咲かせてあげて欲しかったです。
・室井が工面した自販機とは「ラーメン自販機」のことだそうです。
・「優秀な指揮官」室井 しかし、「各自の判断で行動!」の指示は、果たして優秀と呼べるのでしょうか? 所轄が動きやすくなる指揮、という演出が欲しかったですね。
・それでもあのシーンは、TVシリーズから始まる5年間の結晶とも呼べるシーンです。
・お台場を封鎖せよ! その時期にコミケでもあったら、面白かったんだろうなあ・・
・かまだ
・「かたっばりこいで」=意地っ張りが、という意味だそうです。
・地味なリアリティと、過剰な演出こそが踊るのだいご味です。
・ついに引退する和久さん。
・そしてワイルド系の娘もついに結婚。 どんな顔だったんだろう・・
・雪乃が持っていた熊のぬいぐるみは「スペーストラベラーズ」の熊爆弾。
・二年前の潜水艦事件が気になる。

まあ、こんな感じで。
TVシリーズは見ているのが前提ですが、この夏はこれで決まりでしょう。
ラストのレインボーブリッジのシーンは「京滋バイパスの建設中の道路で撮影」と聞いて、「もしかして家のすぐそばで撮影ですか!?」とショックが隠せないK3さんでした。


【ターミネーター3】--7/5 +++ 評価 蛇足映画 web site
名作映画の三作目です。
1では無敵のロボットに追いかける恐怖を。
2では同じ展開を描きつつも、前作の敵が心強い味方になり、徐々に打ち解ける心の触れ合いも描いていました。
では、今作は?  ・・・・えー、2・・・・に近いかな?
この映画で再確認させられることは「アーノルド・シュワルツネッガーほどショットガンの似合う俳優はいない」と言うことですね。
カーアクションや、バトルシーンなども前作を踏まえつつ格段にスケールアップしています。

が、昨日同様ツッコミポイントが多数ある映画だと思います。
※いきなりエンディングバレやってるので、見てない人は絶対に見ないでください。

劇中色々やっていたものの、「スカイネットが核を発動させたら」何にもならないのではないのかと。 T3そのものは「ジョンコナー生かす」のが目的だったので、T-800的には任務完了なのかもしれませんが、世界的にはバッドエンドですよ、これ。 しかもT2でやっていたことがまるで水の泡に・・・
残り3分で何とか出来るようにはならなかったんですかね・・・(;´Д`)

アンチターミネーター T-X。 T-1000の特性である液体金属を受け継ぎつつ、機械フレームを用いることで、複雑な変形を可能にした最強のターミネーターであるはずなんですが、どう考えてもT-1000より弱いです。 T-800は銃弾を跳ね返すけど、ダメージは蓄積します。 T-1000は銃弾の衝撃は受けますが、ダメージは全く残りません。 T-Xは銃弾の衝撃を受けるし、ダメージも蓄積します。・・・だめじゃん。
特性の1つである複雑な機械への変形(武器やカットソーなど)も今一つ使いこなせていません。 どうせなら、空飛んでしまうくらい思いきりが欲しいです。 インパクトが足りない。
ただ、胸のサイズが変えられる機能は「グッジョブ」の評価を出しておきます。(えー
不気味さはあったんだけど、前二作の敵ターミネーターほどの「しつこさ」や「無敵ぶり」には及ばない感じでしょうか。 T-1000は「どないして倒すねん!」って感じでしたからねえ・・

シナリオそのものも大筋はT2をなぞる(ここでカーチェイス、ここで補給、ここでバトルみたいな)程度のもので、演出が強化されているものの、使い回し感は否めませんでした。

総評は「やっちゃった続編」ということで。


【バトルロワイアル2】--7/5 +++ 評価 蛇足映画 web site
「今日はちょっと皆さんに戦争をしてもらいます」
アホな議員さんのおかげで一気に社会認知度が上がった前作ですが、今回は始めから注目作として登場。
しかし、バトロア2はすっかり社会風刺映画になってしまっているので、前作のような「どろどろとした殺し合い」を期待していくと、キッツイしっぺ返しを喰らうハメになるので気をつけましょう。
詳細なツッコミはネタバレになるので後述として、今回の担任の先生「RIKI」竹内力。 めっちゃいい味出てます。 前回のキタノが温和な中からの恐怖だとすれば、RIKIはダイレクトな恐怖を持った先生でしょう。「人生わー!勝ち組と負け組しかいません!」
そしてもう一人、「キタノシオリ」こと前田愛。 戦場でオタオタするクラスメートを尻目に非常にクレバーな行動をする姿が印象的でした。 前田愛といえば「キノの旅」のキノ役。 作った声じゃなくて、まんまな声なので、語りのシーンがキノにしか聞こえなかったワナ。
まあ、とりあえずBR2にはツッコミたいところがいっぱいです!

まずはBR2法そのものが相当に疑問。 もとより「七原 秋也」の殺害を目的としていながら、タッグ制にしたり、禁止区域を設けたり、武器も良いものを与えなかったり、三日という制限時間。 本当に「七原 秋也」を殺害したいのか、全くの疑問でした。 事実禁止区域は全く意味をなさなかったし、タッグ制も無駄に死んでいくだけでした。 ここまで攻める側に不利な条件が整ってしまうと、「七原 秋也」殺害は実はブラフで、他に目的があるのではないか? と逆に勘ぐってみましたが、目的地にはそのまま「七原 秋也」がいた。 うーん、ゲーム形式にしたくて(BRの世論のため?)前作からの設定を引き継いだんでしょうが、全くの無駄、かつ蛇足になっているのはどうかと思います。
RIKIが代弁していますが、「先生は悲しいです、今回はみんな死に方に個性がありません!」 これは全くその通りで、死に方どころか、性格そのものにも個性がありません。無さ過ぎです。
前回のような個人戦ではなく団体戦になってしまっているせいで、一気に死ぬ人物が増えすぎ、しかもほとんどが「撃たれて」死ぬか、「首輪が爆発して」死ぬかの二択。 おまけに個々人で行動しないで団体行動なので個性が死にまくりです。 こういう個人描写こそがバトルロワイアルの魅力の1つだというのに、これをスポイルしてしまうとは脚本家の底が知れます。
では以下一行ツッコミ
BR1からBR2で七原君性格変わりすぎ。
前田愛強すぎ。 独学じゃなくてどっかのテログループに所属してたとしか。
前田愛かわいすぎ。
RIKIインパクトありすぎ。 コイツのおかげで他の個性が食われた。
見えない設定多過ぎ。(3年B組の一人と、テログループの一人が姉弟って、そんな描写1カットもなかったぞ! 三村さんが前作の三村君の伯父とか言う設定も)
加藤夏希美しすぎ。 殺すなんてもったいないようお(;´Д`)
テロの連中も個性無さ過ぎ。
「あの国」ってアから始まるあの国?
津川雅彦の総理は威厳が無さ過ぎる・・・・(;´Д`)
昔の坑道が本州に繋がっているのなら、そこから攻められるor出口で張られると思う。
つか、自衛隊ってば何チマチマ地上戦付きあってんの?
どろどろの戦場になっているところでラグビー姿のRIKI登場。どうやって来たのか・・
「君たちの未来はこの先に広がっている!」と言いながら行った先には自衛隊の大部隊が待ちかまえているワナ。 ちくしょう!はめやがったな! おかげで前田愛死んじゃったじゃないか!
七原くんは心臓打ち抜かれていると思います。 控えめに見ても鳩尾
カラシニコフのカートリッジ1つと、S&W一丁で生き延びるのは絶対無理。

それにしても「正義のための戦争」に対するアンチテーゼ的作品だったのですが、テロ側の立場に立ちすぎてしまい「テロリスト推奨映画」になってしまっているのが一番の気掛かりだったと思います。
主張のため復讐のため。 それでもやはりテロ行為という手段は間違いだと思うので、七原くんにはその事に気がついて欲しかったです。 金と同士が集まったら、またやるぞアイツ。

そういうわけで、総評は「前作には遠く及ばない駄作」と言うことにしておきます。


【ミニミニ大作戦】--6/28 +++ 評価 ミニクーパー? web site
レビューを始める前に一言断っておきたいのは、この映画の完成度は決して低くありません。 むしろ伏線や展開はよく考えられているほうだと思います。それを踏まえたうえであえて突っ込もう!
ミニクーパーじゃなくていいじゃん!

いやね、途中までは良かったんですよ、屋敷に侵入するには幅1.8mしかない、よしミニクーパーだ!(新型が出てくる時点で突っ込まなければいけないのですが、あえて不問) タイトな通路をすり抜ける特訓をし、いよいよ決行! しかし隣の家ではパーティーをやっている「目撃される、中止だ!」・・・って、オイ!
と、ミニクーパーであるべきシーンは一切カットされ、次の計画はとくにミニクーパーの必要がない作戦・・・カーチェイス自体は面白かったんですが、せっかくの小型車なんだから狭い通路を行くとか飛んだりはねたりして欲しかったです。 ぶっちゃけマーチでも良いんじゃないかと。
もしくは「ミニ」の部分にもっとこだわりが欲しかったですね。 チーム全員がミニスカートを履いているとか、ミニチュアダックスフンドを飼っているとか。
まあ、シナリオプロットにミニクーパーのタイアップを載せて出来た映画だと思うので、その辺は大人の事情なのでしょうが・・
ちなみに、シナリオの組立方と伏線の敷き方、伏線の解き方、音楽は良かったですよ。
特に金庫盗む時のアイディアは凄いです。


【ザ・コア】--6/7 +++ 評価 (゚∀゚)イイヨイイヨー web site
「マトリックスリローデッド」なんていうお化け映画とぶち当たったためどのくらい注目されるのかわかりませんが、他に見るもんなかったので見てきました。
ええっと、かなりの良作だったと思います。
物語に必要な「起承転結」がきっちり語られて、最後まで脱線することもないし、登場人物の役割もかっちりしていて、非常にまとまった作品だと言えます。
まあ、話の内容は本編を見てもらうとして(面倒くさいからじゃないぞ!) ちょっとした補足知識など。 地球の核が停止したことで地中からの電磁波が途絶え人類は1年以内に滅びるということですが、実際には3世紀ほどかかるとか。
続編モノが多い昨今、一作でこれだけ充実した映画というのもなかなか無いので、マトリックスリローデッドを見たあとの「未完」のモヤモヤ感を払拭するにはうってつけの映画だと思います。


【マトリックスリローデッド】--5/24 +++ 評価 ムズイ web site
とりあえず、本公開前ということなので、以下すべてはしばらくは反転伏せ字にしておきます。
本気でネタバレ満載なので、「見た」「見る気が無い」以外の人は、なるべく見てから閲覧されるようお願いします。


↓↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
とにかくマトリックスリローデッド、エロいムズイのオンパレードでした。
今回はマトリックス世界の基本的構造理念、救世主の存在意義をプログラムレベルでの話に置き換えられて語られているので、基本的なプログラム的知識(HTML以上)が無いと、相当ツライ内容になっています。K3さん、もうギリギリ(;´Д`)
とりあえず、マトリックス世界の基本構造をまとめてきたいと思います。
設計者によると、「マトリックス」のプログラムコードは、完成したときにほぼ完璧なものができ上がったが、最大の欠点もあった。(人間がマトリックスを許容しなかった?) 
・ その時、直感プログラムが偶然ある方法を見つける。それは「選択させる」ということ。(対象は不明)これにより99%の人間がマトリックスを受け入れるコトになる。
・ただし、弊害として極く稀に「例外」的な大きな力(マトリックス世界に多大な干渉ができる)の存在が生まれることが出来る。
・その例外(ネオの前に5人)は預言者(直感プログラム)の導きによりマトリックス世界の根底を知ることが出来るが、それと同時にザイオンは滅亡する。それ以上はマトリックス世界が不安定になって崩壊するから
・「例外」には、人類を再復興するコードが含まれている。
・故に、「例外」は男7人女16人によるザイオンの再復興をするか、人類滅亡のいずれかを選択させられることになる。(もうわけわからん)
・つまり、ザイオンそのものはマトリックス側の予想範囲内の存在。
・各プログラムは各自自我を持っている。 特に抹消を逃れた不正プログラムはマトリックス側にとっても厄介な存在だと思われる。
・自我をもったプログラムと、エージェントプログラムは別物。
・ただし、スミスは何らかの方法でプログラムの枷から外され、自我(感情)を持つ。
・また驚異的なコピー能力をもつ。ウイルスみたいなもの
まとめてみたものの、やっぱりムズイ。(;´Д`)

以下はいつものツッコミレポート
・前作ではあれだけ秘密にしていた「ザイオン」リローデッド開始時点ですでに場所バレ。
・タンクはシナリオ的に殺され、かわりにリンクが登場。
・今回のアクションシーンは大盛り。
・ネオが初めから覚醒状態なのでとにかく無敵。
・でも無敵すぎるのも面白くないなあ・・・
・そういう点ではモーフィアスやトリニティのアクションは緊迫感があって面白かった。
・ザ・ツインの前で日本刀を構えるモーフィアスカッコイイ!
・出来れば車を縦に切り裂いて欲しかった。
・トリニティの高速道路逆走シーンスゲエ!どうやって撮ってるの!?
・パンフによるとスタント一発撮りだそうです。マジカ!?
・相変わらず一般人の命はゴミくずですな。この映画。
・わらわら増えるエージェントスミス
・どんどん増えるエージェントスミス
・とにかく増えるエージェントスミス
・ばしばし殴られるエージェントスミス
・正直100人はやりすぎだろう。でも萌えた。(えー
・あれだけの大乱闘(しかも全員服が黒)なのに、ネオを見失わないカメラワークは見事
・ネオさん、もはや何でもアリ。
・今回のネオさんは性欲を持て余す(CV:大塚明夫)
・エロすぎ。
・ザ・ツインの霧のようになるアクションを見物ですね。X2のナイトクローラー並。
・アクションの質も量も前作を圧倒的に凌ぐけど本場に比べるとキレが・・
・キー・メーカーには感動した。
・登場人物多過ぎですよ!
・シナリオ暴走気味。ムズかしすぎる気がしますが・・・・
・最後に。先生!今回のコートは流行らないと思います!ヽ(´◇`;)

追加(以下反転)
5/25追加
・マトリックス世界は「例外=救世主」が現れるたびにバージョンアップしている。
・現在はバージョン6=ネオがバージョン7へのコードをもっている。
・マトリックス世界を更新。つまりリロードする。
・実際マトリックス世界は過去5回「リロードされた」だからリローデッド(過去形)
・推測だがメロビンジアンは何人目かの「例外」で、マトリックス世界をアップデートしたあと、はぐれプログラムとしてマトリックス世界に住み着いている。
・メロビンジアンがトイレに行ったのは、媚薬入りケーキを食べさせた女性と(;´Д`) ハアハアするため。→嫁ブチキレ、キーメーカーをネオ達に引き渡す。
・結局ネオ達「ザイオンの住人」以外はすべてプログラム=寿命がない
・発電所破壊、ソースへの進入に3チームが必要だった。
・モーフィアスが「(3チームいることが)これは偶然ではなく必然だ」
・モーフィアス救助に向かわせたのはハーマン評議員。しかも2チームと指定。
・ハーマン評議員はソースにたどり着く方法を知っている可能性がある。
・推測だが、ハーマンは前回のザイオンの生き残りなのかもしれない。(評議会のメンバーそのものが男7人と女16人の生き残りなのかもしれない。)
・現実世界でも使えたネオの能力の意味するところは?
・最後の現実世界そのものがマトリックス世界の一部(本当の現実のザイオンは無事) リンクなどのプラグを持たない人が登場するのは、メインプログラムがそういう風に見せいているからなのでしょう。
・ネオがマトリックス世界で行っているのは「超能力」ではなく、データ改ざんによる超人的行動。
たとえば空を飛ぶとき、ネオの現在位置の座標のY軸を適当に適当に加算することで飛行が可能になる。 ただしエージェントを含め、ほとんどのプレイヤー達は制約により極端な改ざんが出来ない。
同じように、ネオがトリニティの心臓をマッサージするとき、右手の座標軸を強引にトリニティの心臓部分に持ってくる。常人は物理衝突判定で肌ではじかれることになるが、ネオは物理衝突判定そのものを無効化して右手を心臓まで入れることが出来る。 衝突判定を無視しているのでトリニティの胸に大穴が開くことが無い。
このように、マトリックス世界での出来事はゲーム的、3DCG的に解釈してみると、理解しやすいです。



【X-MEN2】--5/6 +++ 評価 前作より面白い! web site
X-MEN自体の説明は不要だと思うので、今作の感想など。
冒頭のナイトクローラーのアクションは必見です!アクション自体のカッコ良さはもちろんのこと、テレポートと絡めたアクションそのものがなかなかお目にかからないこともあり、かなり新鮮でした。
ポスターの扱いが小さい「リーダー」サイクロップス、前作も特に良い場面がなかった(駅中でビーム暴走したのが一番に印象に残ったシーンだもんなあ) のですが、今作はさらに・・・( ̄▽ ̄ll)ひどい目に・・
同様にマグニートー様の脱獄シーンも必見です。カコイイ!
ウルヴァリンがジーンに想いを寄せたり(前作ではジーンよりローグのことで手いっぱいって感じだったし)、ローグの能力が原作準拠(前作は別の能力がクローズアップされていたきが。最終的には怪力と飛行能力が手に入るんだけど)になったり、人間関係や能力の描写が原作に近くなっていますね。前作で微妙な設定の違いにが気になった人も大丈夫じゃないでしょうか。
ただ、ローグの恋人はガンビットだろうが!ということは声を大にして言いたい。
アイスメンごときではローグは扱いきれないでしょう。「アイスビー!」とか言ってろ。
名前だけ登場の「セイバートゥース」とパッと出の「コロッサス」
次回作では出てくれることを望むぞ。メインで。


【アイ・スパイ】--4/29 +++ 評価 まあエディマーフィーの映画って感じ ---web site---
説明するまでもない「エディ・マーフィ」とシャンハイヌーンでジャッキーチェンと共演した「オーウェン・ウィルソン」が主演。
内容的には「48時間」であり、「ビバリーヒルズコップ」であり、「シャンハイヌーン」とフォーマットは同じ。
若干味付けが変わっているという程度で展開的にそう変化はなかったかなあ。
表題である「アイスパイ」というのはコンタクトレンズタイプのカメラと受信部のことを指すわけなのですが、
このコンタクトレンズが本編ではほとんど役に立っていないんですね。一番役に立ったのがナンパするときくらい。
エディマーフィー扮するケリーがボクシングチャンプということも、ほとんど意味なし。
格闘シーンで素手で殴り飛ばすシーンくらい欲しかったぞ。あれじゃただの成り金じゃないか。
以下ネタバレツッコミ
・米軍が開発した「見えない核攻撃用戦闘機」大丈夫か?これ。
・カルロスこゆい。
・あー、007のデッドコピーでもあるのね。
・スイッチブレイドを購入したアジアンは北朝鮮かなあ・・「(小型の核で)ワシントンには十分だ」とか言ってるし。
・ひとつ言うと、北朝鮮には10億ドルなんて無いと思うぞ。
・もう一つ言うと、核をあんな持ち運び出来るサイズの小型化も出来ないと思う。
・エラー解除キーコードが通らないので爆破装置後と投げ捨てるアレックス。それ抑止装置になってない。
・その後始動コードなしで飛び立つスイッチブレイド。アレ、セキュリティは?
・最後に、正気に戻れ、ソニーピクチャーズ!

まあ、そんなわけでエディ・マーフィファンや、上記にあげた映画が好きな人にはお勧めですね。
お金の使い方は間違っていないので、見れることは見れます。
まあ、ビデオで十分といえば十分ですが。


【ブラックダイアモンド】--4/5 +++ 評価 だからマトリックスのオファーを受けましょう ---web site---
日記でも書いたけど、「何がやりたいのかよくわからない」映画でした。
アクションも、カースタントも、テーマ性(親子愛?)も、すべてが中途半端。
ジェットリー使ってアクションが中途半端というのは、監督と脚本家は首つって去れ、っつーことですよ。
なんでも、「ロミオ・マスト・ダイ」「電撃」に続くヒップ・ホップ・カンフー三部作という位置づけらしい。
なるほど、CF見たときに直感した「ロミオ・マスト・ダイ」と同じ匂いを感じたのは間違いじゃなかったわけだ。

ツッコミどころの多い映画だったんだけど、007のような感じじゃないですよね。ハア?って感じ多い。
・警察機関に平気で出入りするダイヤ泥棒。
・持ち運べる核兵器を開発した台湾政府。(大丈夫かコレ)
・金庫破りの方法。
・結局ダイア泥棒にはなんのメリットもない話だった気がする。

正直良かったのは、オープニングテロップと、音楽くらいかな。
ジェット・リー本人のアクションは良かったけど、「ザ・ワン」のような突き抜けたVFXや
「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のようなストイックさも無かったわけで。(;´Д`)

しかし、ジェット・リーって大体役柄が「警察関係者」か「マフィア」の二択なんすよね。
どの作品でも超つえー役なのでしょうがないといえば、しょうがないのですが。


【タキシード】--3/15+++ 評価 ジャッキー映画。 ---web site---
あんましジャッキー・チェンを映画館に見に行かないんですが、誘われたので見てきました。
ジャッキーもハリウッド進出してから派手にお金使う映画に出始めましたな。
お話は街のタクシーの運転手だったジャッキーがある金持ちのお抱え運転手に抜擢。その金持ちが実はエージェントで・・
設定上素人であるジャッキーがどのようにアクションするのかと思えば、タイトルの「タキシード」を着ることで何でもアリのスーパーエージェントに変身。初めてタキシードを着るシーンはなかなか見ごたえがあります。
相変わらず「場」を利用したジャッキーのアクションは見事。結構いい年なのに。
正直カンフーアクションのキレそのものはジェット・リーの方が圧倒的になってしまったけど、
味というか巧いアクションを見せるのは、まだまだジャッキー・チェンの方が上手ですね。
「ウォーター・スライダー」をいつまでも「ウォルター・スライダー」に聞き間違えたり、
スーパードライバーであるという設定を中盤から活かせてなかった所以外は概ね良好だと思います。
ただ、ちょっと公開時期が悪かったかな。前後に強力な映画が多過ぎな時期ですね。


【007/ダイ・アナザー・デイ】--3/14+++ 評価 突っ込んでなんぼ。 ---web site---
実は、映画館に007見に行くのはこれが初めてだったりします。
初めて劇場で007を見た感想としては「この映画は見たあとで考証するんじゃなくて突っ込んでなんぼでしょ」って感じ。
というわけで、今回もツッコミ&チェックポイントを中心にネタバレ満載でお送りしたいと思います。
ただ、始める前に一つ言わしてくれ、
ハリウッド関係者で日本文化と朝鮮文化の違いを認識できてる人はいないのでしょうか・・・

・北朝鮮の大佐の部屋に日本刀と日本の鎧兜が飾っているのはジョークなんでしょうか、マジなんでしょうか・・
・北朝鮮に鐘ってあるのか?
・ウラニウム弾頭装備のライフルを自軍敷地内でぶっ放す大佐はアホだと思う。
・スパイは捕まるくらいなら死を選ばなければいけません>ジェームスボンド
・ぶっちゃけ北朝鮮にあれだけの軍事力はないでしょう・・・
・「北朝鮮が全朝鮮を支配するのだ!」うわ、目標小さっ!
・ホバークラフトでも発動する地雷はあると思うのだけど、どうか?
・将軍様=正日、大佐(グレーブス)=正男で脳内変換してみてました。
・あれだけ派手に動いているボンドをなかなか見つけられないMI6は無能かと思った。
・というかMI6に追われている身なんだから、もうちょっと隠密に動けないのですか、ボンドさん。
・二言三言で、ナンパ完了のボンドさん。師匠と呼ばせてください。
・病院の島から脱出するジンクス。それを見逃してしまった敵兵二人とボンドさん。敵兵二人よ、場を離れる前に左に不審者がいるのに気づかんのか。
・いつの間にかMI6に復帰したボンドさん。医療スタッフに対する暴行やその後の逃走、病院の爆破や単独行動による損害などその辺は全くの不問なのでしょうか・・・
・今回のボンドカー最大の長所「ステルス機能」姿は消えてもタイヤの跡は消えないという間抜けさ。
・しかし、それに誰も気がつかない敵兵も相当に間抜けだと思う。
・スニーキングミッションなんだから、もうちょっと慎重に進んでください。
・つか、この映画の登場人物は注意力が散漫すぎると思うのですが。
・ええっと、ソーラレイですか?
・ボンドカーvsジャガーのアホカー対決。熱すぎ。ミサイル対決ではジャガーの方が圧倒的有利だったようだけど・・
・あの極寒の地でオープンデッキの車に乗るのはバカというか・・寒さを感じないのでしょうか・・
・イジェクト機能(脱出装置)でひっくり返った車を、ジャンプさせたボンドさん。普通考えればボンドさんが地面にたたきつけられると思うのだが。
・ジンクス救出のために指輪でフロントガラスを破ったボンドさん。大量の水が車に流れてきたけど電装系は大丈夫なのか・・
・離陸速度に入った飛行機には走って乗り込むのは無理です。
・ソーラレイの使い方って地雷原の爆破と人民軍の進軍ルートを作るだけ?
・正直、こいつらバカで助かったと思った。まあしょせん北朝鮮というところか。
・ミランダが持っていた日本刀、ジンクスが構えた脇差、輸送機の中にガラスケース入りで飾られている日本の鎧兜。
・ええっと、やっぱマジで朝鮮文化と思われているのでしょうか。
・輸送機からヘリコプターを発進させるために、投下されたスーパーカー達。あの高度から落ちて田んぼに刺さるだけなはずないでしょう。
・ボンドとジンクスがイチャイチャしていたところは日本ですよね?日本と言ってくれ!
・「フロスト先生、精神病院へつれていって♪」今回の主題歌の和訳スゲエ。

これだけ突っ込んだけど、つまらないとは全く思わない。結構面白かったと思う。


【ロードオブザリング-二つの塔-】--3/6+++ 評価 色々とインフレ気味。  ---web site---
基本的な説明は省きます。(続編だしね)
二つの塔は、前作、「旅の仲間」からそのまま続いた状態で始まります。雰囲気的にはTV-CM明けと言ってもいいくらいに事前説明がありません。ハリーポッター同様前作を見ているのが絶対条件です。
つかねー、レビューしようにも今更な感じなのでチェック&ツッコミポイントをつらつらと。
ちなみにネタバレ全開なので、見ていない人は見ないように。

・直前で見た不思議発見の影響もあり、ニュージーランドの凄さを痛感。
・今回は物語が3パート(フロド、アラゴルン、ホビットコンビ)に別れるので把握が大変。
・っていうか誰も合流しないのかよ!
・ガンダルフ様が白くなっちゃったのでサルマン様との見分けがつきません。
・ホビットコンビを連れ去ったオルクハイを追走するチーム・アラゴルン。絶えずギリムが遅れているのに、一週間以上追走しても差は広がらず。きっとレゴラムあたりとデキてるに違いない。
・レゴラムといえば弓。相変わらずこの世界の弓の命中率はすげえ。
・チーム・アラゴルンは三国武将か何かですか?おまえらどんだけ強いねんと。
・前作は一体でもあれだけ強かったオルクハイ。今作はボロゾーキンのよーにぶった切られまくり。
・まあ大量生産では質は下がるということでしょうか。
・ゴラムきもい。献身的なゴラムもきもい。決心したゴラムは潔くて(゚∀゚)イイ!
・黒の乗り手は乗り物が大幅にパワーアップ。ありゃ逃げるの無理。絶対無理。
・「オルクハイの軍勢は一万強」しかしフタを開ければ13万なワナ。
・国王に間違いとは言え、追放されていた息子さん。たしかチーム・アラゴルンが遭遇したときには20人前後しかいなかったはずなのに、ガンダルフ様が連れ帰ったときには1万以上の大軍勢に。どこで増えたのよ。
・しかしあのシーンは凄かった。感動した。まさにキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!ってかんじ。
・というかガンダルフ様、大魔法使いなんだから一気に吹っ飛ばす魔法とか使えないんですか?
・エルクの軍勢凄い。岩投げまくり。それ以上に単純。燃えてたエルクはひそかに萌えポイント。
・エルクに攻められ慌てるサルマン様萌え。
・おもくそ途中の状態で来年に続く。


【トランスポーター】--2/11+++ 評価 え?アクション映画なの?  ---web site---
プロの運び屋の3つの条件。ルール1契約厳守、ルール2名前は伏せる、ルール3荷物は絶対に見ない。
破った者には「死」あるのみ・・・というふれこみで始まるトランスポーター。
見出しの通り、ルールに厳格な主人公フランクがクールに活躍します。
前半のカーチェイスや、契約者との取引、キナ臭さを感じるくらい渋めな世界で幕を開けます。
が、TVCMは見ていないのですがBMWを爆破されるあたりから大きく方向転換。
格闘、脱出、ロケットランチャー、爆発、格闘、格闘・・・・なんだこの展開は(;´Д`)
特に倉庫街でサブマシンガンを構えて潜入しているシーンなんかは、自分がなんの映画を見に来ていたのか忘れさせてくれます。
決してアクションシーンがしょぼいわけではなく、ジャッキーチェンやスティーブンセガールのデッドコピーぽくはありますが、むしろよく出来ているし面白かったんですが、この映画でやる必要はないでしょうに。
あと、物を運ぶ「運び屋」のくせに、バスやセスナやトラックに運ばれている様は皮肉以外なにものでもないでしょう・・・

まあ、リュックベッソンの絡む作品は「素材は良いのに、シナリオで殺す」展開が多すぎる気がした。
前半の「仕事人」の雰囲気を纏った感じで最後までつっぱしれたなら絶賛したのですが。
面白く無いわけじゃない、でも違うだろそれは!って突っ込みたくなる映画でした。


【ギャングオブニューヨーク】--12/23+++ 評価 (;´Д`)
・・・黒歴史確定・・・
面白かったのは冒頭の闘争の始まる前、だけでした。3時間は長すぎる。寝てまう。というか寝た!以上!

 2003年版
マトリックス・レボリューションズ ←new!KILL BILL ←new!フレディvsジェイソンリーグオブレジェンド英雄/HERO劇場版仮面ライダーファイズハルク踊る大捜査線THE MOVIE2ターミネーター3バトルロワイアル2ミニミニ大作戦ザ・コアマトリックスリローデッドX-MEN2アイ・スパイブラックダイアモンドCatch me if you canタキシード007/ダイ・アナザー・デイロードオブザリング-二つの塔-トランスポーターギャングオブニューヨーク//2002年版←↑Top