【マイノリティ・レポート】---11/23+++ 評価 キタキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
トムクルーズ×スピルバーグ最高!(この書き方だと801みたいだ(´・ω・`)
話の展開、ボリューム、映像、未来を描くデザインセンス、どれをとっても今年最高クラスの出来といってもいいでしょう。
そして、伏線の張り方が素晴らしい。「サイン」は一体なんだったのか?そう思わせるくらい伏線の張り方が上手かったです。
つか、あのマシンインターフェイスの良いなあ〜あんなので遊んでみたい。しかもデザイン格好良いし。
ああいうセンスは日本の映画では絶対にかないませんよねえ。それだけでも必見です。
ストーリー的にも「ハリウッド的に終わるはずのシーン」からさらに続きます。なんせ2時間30分くらいあるし。
昔の事件と今の事件、さらに未来まで複雑にからみあうので途中混乱しがちですが、その辺は許容範囲でしょうねえ。
まあ完全に話が終わっているので続編は期待できませんが、それだけにこの1作にすべてが集中しているといっていいでしょう。
今年の数少ない、一回見ればおなかいっぱいになれる映画です。

と、絶賛したもののちょっと不満点(というか未消化部分)
ネタバレなので以下反転。
結局トムクルーズの息子は生きているのかどうなのか?アガサの言葉によると「父親に追いつこうにも6歳で止まってしまって追いつけない」と言うセリフがあることから、多分死んでしまっているのでしょうが、結局犯人は不明のまま?(見つかったらご都合主義すぎるか)
眼球移植時に「12時間以内に包帯を取れば盲目になる」といわれ、スパイダーに強制的に網膜スキャンされたトムクルーズ、その後特に目が見えない様な描写はなかったのですが、実際堂なんでしょうか?あと、これに冒頭の「片目の人間は盲目の世界の王になれる」このセリフが絡んでくるはずではないのか?実際ポスターでも目を包帯にまかれて、片目だけ出ているトムクルーズやスパイダーにスキャンされているシーンが使われています。結構重要な設定だったと思うんだけど・・単なるブラフ?


【ハリーポッター秘密の部屋】---11/23+++ 評価 ハーマイオニーたん( ;゚∀゚)=3ハアハア!
前作賢者の石は、世界観の説明や、ホグワーツの説明など、見る人に対して説明することが多すぎて、面白いんだけどシーンブツ切りのイメージがぬぐえませんでした。
今回の秘密の部屋は「2年目が始まる!」の言葉通り完全なる続編。つまり、ハリーポッターの世界の説明が全くありません。
まあ、見に行く人は間違いなく前作を見ているので問題ないでしょう。ワタシも説明的なシーンは不要だと思います。
今回は一貫して事件が起きているため、すべてのシーンにおいて筋が通っています。
前作に比べシーンごとのつながりが強く感じたのはこの辺が要因と思われます。
最後のどんでん返しと言い、ややミステリーっぽいストーリーもかなり楽しめました。
そしてロックハートが(゚∀゚)イイ!つか、あのバカッぽさ、へっぽこぶり最高です。カプコン格ゲーの火引某を彷彿させました。
もう一人の新キャラドビー。コイツイラね(´・ω・`)
なんかこう、見ていてイライラするんです。「こんなにイライラさせるやつは久しぶりだア」
ちなみに前回の対象者はSWEP1のジャージャー。共通点はフルCGってところか。

少々ご都合主義的な展開は否めませんが、期待を裏切らない良作です。
しばらくは行列が続くでしょうがめげずに見に行ってください。
しかしドラコはいつまでかませ犬ですか?


【TRICK-劇場版-】---11/9+++ 評価 (゚∀゚)くわっぱ!
TVシリーズのドラマが映画になると、総じて話が大きくなりすぎる傾向があります。
で、TRICKはどうだったかというと、「そのまんまでした」
まあ、尺が伸びたのと、映像面にお金がかけられるようになった以外は、ほとんどいつものTRICK。
ただ、今回はなぞ解きというより犯人の独白といった感じで、いつもの爽快性はなかったですねえ・・
まあ、改めてTRICKを見直してみるとなぞ解きそのものはめちゃめちゃ(というか陳腐)なんですけど。
山田、上田がいい感じになるのは、あまり面白く無いかも。というかそういう色恋沙汰はTRICKににつかわしくない気もします。
そして、毎度美味しいところをもっていく山田母(野際陽子) 今回も大暴走。「通信販売もやっております!」激しくワラタ。
さらに毎度の矢部刑事。相変わらず「カミ」の単語に超反応。「偽物のカミの何処が悪いねん!」
ちなみにカミを外した矢部刑事がスクリーンに初登場するわけですが・・・その辺は見てのお楽しみ。
「なんでやねん!」って画面に突っ込みたくなること必至です。


【ロードトゥパーディション】---10/19+++ 評価 フツーの映画
まあ、可もなく不可もなく・・・そんな感じ。
本質的には親子愛を語るということだったので、その辺はよく描けていたと思います。父から子へ。
物語的には破綻していないし、映像も悪くはない。でも抜けたものもないのも確か。
タイトルの意味は文字通り「パーディションへの道」パーディションって地名だったのね。
あ、トムハンクスの顎のたるみ具合が気になりまくりでしたよ。


【サイン】---9/20+++ 評価 (;´Д`) =3
すべての事象は一つの物事をさすサイン<兆候>である
ってなわけで久々に映画見てきました。

以下ネタバレ。

いきなり言ってしまうと100点中40点程度のできです。というのもこの映画自体のプロモーションは「シックスセンス」の「アンブレイカブル」の・・・と謳ってしまっている以上それと同じ期待感を抱いてしまった事だと思います。
劇中それと同じ雰囲気もあったし、謎めく展開もあった。
でも結果的には全くの別物だったと思う。
何よりの失敗は「宇宙人」を半端に出してしまったことでしょう。なんのバックボーンもない設定を使うのは作品自体を陳腐にしてしまうワケで。その轍を思いっきり踏んでしまった格好になってます。

この作品自体のコンセプトは文字通り「サイン」
すべてのキーワードに指向性があり、無駄なくすべてが終盤に向かって繋がっていく。つまり究極の伏線映画を作るのが製作者側の意図だったのでしょう。ただし、題材の選択に間違いがありました。

まあ、脚本家が悩んじゃうのもわからないわけじゃないけど。最近の映画はすべからく「伏線」を絡ませる映画が多いです。
このコンセプトで殺人事件ものにすれば「セブン」ファンタジーにしてみれば「ハリーポッター」(微妙か)ロボットものにしたら「エヴァンゲリオン」と
大体のケースに先駆者がいてしまい、だれも手をつけなかった感じのSFミステリーものにしたら大失敗。かなあ・・

宇宙人に関しては突っ込んだら突っ込みきれないので自主規制。

「シックスセンス」や「アンブレイカブル」と同じ感じの映画を期待していくととんだ肩透かしを食らってしまう。そんな映画です。

一緒に見に行った友人が言ってたけど「見終わった後に考えさせる映画はだめだ」
うん。正にその通り。

同時に龍騎の最終回後が不安になってきた(;´Д`)


【仮面ライダー龍騎-Episode Final】---8/18+++ 評価 予算が多いとナイトは強い。
詳しくはこちらで。


【MEN IN BLACK 2】---7/6+++ 評価 エージェントMは宇宙人?
行くつもりはなかったんだけど、誘われたので。
前作をそのまま引き継いだ面白さでした。
前作が好きな人はお勧めできるし、ダメだった人は今回もダメかもね。(´・ω・`)ショボーン

個人的にはほぼ期待通り。+エージェントMのおかげで少し期待を上回ったかな?
エンディングクレジットを見るかぎりでは本人が出演してるみたい。宇宙人扱いか地球人扱いかは謎ですが。

J(ウィルスミス)のすげえ身体能力を活かしたシーンがほとんど無かったのが不満でしたが。

まあ軽い気持ちで見れる映画ですね。典型的なエンターテイメント映画だと思います。


【スターウォーズ エピソード2】---6/29 評価 (゚∀゚)イイ!
スターウォーズの先々行見てきたですよ!期待以上の出来でした!
映画見るうえでの評価基準というのは、入場料分の価値があるのか?
つまり1800円分の価値があるのか?という所もあります。正直、今年度の映画はこの「1800円」の価値の映画は無かったです。
少林サッカーも大好きだけどまあ1500円くらいがイイトコだろうし、スパイダーマンも似たところでしょう。

んで、このスターウォーズエピソード2-クローンの攻撃-はどうかというと2000円以上の価値があると言ってもいいでしょう。
それくらいのめり込んで見てしまいました。
全体的に移動量の少なかったEP1に比べて今作は移動しまくり。つか正にスターウォーズ!これが見たかったですよ!
ライトセーバーでブラスター弾きたい!フォース使いたい!すいません大分毒されてます(;´Д`)

あまり感想書きまくってネタバレするのはアレなので要点だけ。
アナキンのライトセーバーさばきカッコイイ!
アミダラ姫アクティブすぎ(;´Д`)
レイア姫のアクティブさは母親譲りなのね。
処刑場のスタジアムが韓国サポーターにダブった。
ライトセーバー二刀流!!二刀流!!!
そしてヨーダが戦ってるよおおおお!Σ(゚д゚lll)・・・要約しすぎ。

ああ、今回見て思ったんですけど、ヨーダが今まで戦わなかったのは老いとか隠居済みとかそういうわけではなくて、単純に・・・・
技術的にヨーダの戦闘を映像化するのが不可能だっただけ。だと思います。あの激しい動きは昔の技術じゃ無理。
でも、どうせだったらフォースで10本くらいライトセーバーを操る姿が見たかった。

んなわけで、早く!早くエピソード3を見せてくれええ!!(決して中途半端に終わったわけではない)

折り畳み傘を手首で回している人は激しく毒されています。
たとえばワタシとか。


【ザ・ワン】---6/1+++ 評価 いい加減、マトリックスのオファーを受けてください。
見てきました「ザ・ワン」
どんなもんかというと、ぶっちゃけ「ジェットリーvsジェットリー」という香港のアクションスターなら一度は通る道と言う映画でした。

ストーリー的には世界は実はすべての可能性が並列して進行している多次元に渡る宇宙であるという世界で、
それぞれの宇宙にはちょっとずつ違うジェットリーがいる。その数125。そして124人の自分を殺せばすべてのエネルギーが残った一人に集まり、「全知全能-ザワン-」になる。

ユーロウ(悪ジェット)はそれを目的に123人の自分を殺害。
(ドレッドジェットとか金髪とか色んなのみれます)そして最期の124人目を殺しに行く・・と言った感じです。

123人分のエネルギーを持った悪ジェットは時速80Kmで走るわ、ザ・ワールドは使えるわ、背面撃ちは出来るわメチャメチャ強いです。
その人間の枠組みを越えたアクションはなかなか必見。

と言いながらももうちょっと垢抜けて欲しかったかな?という不満もあります。
まあジェットリーファンは見に行っても損はないのではないのかと。


【少林サッカー】---5/25+++ 評価 キャプ翼世代は黙って映画館へ直行。
少林サッカー先行レイトショー見てきました。

最 高。


もー最高。考えた人作ることにOKを出した人。そして実際に作ってしまったバカ達に乾杯ヽ(´-`)ノ

この夏、コレを見ずして何を見るというのか!?
ああ、クソ、多くを語りたいのですが、語ることすべてがネタバレになりかねないのでうかつなこと言えません。

行け、そして笑え。それしか言えません。

とにかく、映画館全体から笑い声が上がる映画って、子供向けのアニメ以外では初めて見ましたよ。
まあ、ツッコミ出したらキリがないっちゃあ、キリが無いのですが。
一言だけ突っ込むと。

あれ、サッカーじゃねえだろ。

そんなわけで、詳しくは映画館で!


【スパイダーマン】---5/11+++ 評価 ヒロインがムチムチプリプリ (;´Д`) ←嫌らしい
スパイダーマン♪スパイダーマン♪ってなわけで見てきました、「スパイダーマン」
マーブルコミックからの映画化はX-MEN以来かな?

X-MENは映像は良かったんですが、内容が原作を碗曲しているというか、コスチュームを含めひとつ忠実性が低い気がしたんですが、
スパイダーマンは原作に忠実・・・
というより、我々の知っているスパイダーマンに非常に近かったです。冒頭、ピーターが高校生で出てきたときは素で突っ込みましたが。

物語的には「ヒーローの負う責任」といいましょうか、ハリウッド映画にありがちな「悪者倒してハッピーハッピー」
単純な話じゃなかったのが良かったです。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」というセリフは今後シリーズ化される「スパイダーマン」の中でももっとも比重を占めるセリフだと思います。

映像面はCGバンザーイ!といったところでしょうか、
アクションの8割くらいはCGアクションじゃないかと思います。
つか、スパイダーマンの伸びのある動きは人間じゃ無理でしょう。
昔見たアニメや、最近のカプコン格闘にでているスパイダーマンのイメージそのものと言ってもいいです。グッド
NYの街をスパイダースイングで飛び回るシーンも爽快!
爽快過ぎて酔う人も出るかもしれません。でも、これは映画館で見て欲しい映画ですね。

余談:クレジットの後半のBGMはアニメ「スパイダーマン」のOP曲に変わります。(音源も昔のままくさい}

余談2:で、この「スパイダーマン」ですが、公開前に某ソフトで既に出回っていたとのこと。(;´Д`)
出所は韓国です。
・・・・正直、韓国にブロードバンドは不要かと。

もひとつ言うと、「スターウォーズエピソード2」も既に出回っているとのこと。まあ画質は見れたものじゃないらしいですが。

個人的にはタダで手に入ってしまったモノってワタシの中での価値が大きく下がってしまうので、
良い映画や、音楽、ゲームなんかはなるべくお金を払って手に入れるようにしています。

逆に言うと、クソ映画なんて、コピー上等とも思ってるんですが。


【パトレイバーWXIII】---4/6+++ 評価 パトレイバー?(´-`;)
パトレイバーか?これは!まあそんなわけで、劇場版パトレイバー3「WXIII」見てきました。

話そのものは漫画版にもあった「廃棄物13号シリーズ」が大元。
ですが、漫画版は「グリフォンシリーズ」との絡みもあるので映画向きじゃないんですが、きちっと映画用のチューニングが施されています

オリジナル主人公二人については、劇中「誰やねん、おまえら」などという心の中で突っ込んでいましたが
漫画原作に比べ設定もイロイロ変わっており言い換えると漫画版では曖昧だった部分が劇場版ではきちっと理由付けされている感じ。

原作を知っている人でも初めて見る人でも楽しめる作りになっています。
特にメガフロートでの刑事二人と13号との邂逅は手に汗握ります。「久住さん逃げてー!」つか、13号怖すぎ。

物語はストイックなまでにリアル。
とにかく映像、展開ともにリアルに作られています。その影響で第二小隊自体がかなり浮いた存在になっちゃっています。
なので、第二小隊の出番はほとんどなし。

まあ、パトレイバーの物語自体は前作のP2で完結しているので、回顧録、もしくはサイドストーリー的なP3WXIIIではあまり必要のない存在なのかもしれません。
(それこそ13号にTウイルスを撃ち込むだけで出てきたとも言える)

映画としては十二分に見れる完成度。しかしパトレイバーとしてはどうかなあ?って言う感じです。

おまけのミニパト
最っ高!
簡単に言うと、第二小隊にまつわる馬鹿話なんですが最高に面白かったです。
むしろこっちの方が「パトレイバー」らしい。
ただ、三話に分けて公開週でシャッフル上映するのはどうかと・・一話完結なんで一つだけ見ても問題ないんだけど、
他の二話見るだけで劇場に行きたくないぞ。

ちなみに我々が見たのは「第三話」第二小隊とハゼの話。
ハゼはパトレイバーとは密接な関係にあるらしい・・・
そういえば本編でもハゼ出てたし、P1でもハゼ釣りしてました。


【ロード オブ ザ リング】---3/16+++ 評価 (゚∀゚)イイ!
もう三月も中旬ですが、今年みた映画といえば
・修羅雪姫
・無問題2
二本だけ。

・・・・・・・・・いや、他にいっぱい見た中でこの二本が入っているというならそれほど気にすることもないんだけど、これだけって言うのはねえ。

ということで、「大作」映画見てきました。もちろん「ロードオブザリング」です。
とっくにいろんなサイトでレビューされてるので、レビューは今回やめておきます。なので、感想を一つ二つ。

この世界は、我々の知っているファンタジー世界そのものだった。本当にその一言に尽きると言えます。
エルフ、ドワーフ、ホビット、ウィザード、ミスリル、オーク、トロル、エルフの短剣、知っている単語のオンパレード。
当たり前過ぎるくらいに構築された世界観。

散々、ゲームやアニメ、マンガで使い回され続けている単語や設定の数々ですが、今もって全くと言っていいほど設定が変わっていないことが、「指輪物語」の完成度を語っています。

すこしでもファンタジー物をやったことのある人間なら「新しいけど懐かしい」感覚に襲われるでしょう。
そういう映画でした。

ただし弊害も・・・・
ワタシの隣で見ていたオッサンが終わって言ったことなんですが
「なんや、ドワーフとかエルフとかワケ判らんな」
こんな人はこの映画には向いていないと思います。

ps.冥王サウロンが白の軍団を吹っ飛ばすとき(冒頭)
こいつ三国武将か!と思ったのはワタシだけではあるまい。


【無問題2】---2/18+++ 評価 TVコントとしてならアリ。映画としてはBoo
今年の冬も「オーシャンズ11」や「バニラスカイ」ロングランの「ハリーポッター」などめじろ押しです。
そんな中、見てきました「無問題2」
・・・・今年はまだ修羅雪姫しか見ていないんですが、B級邦画二連発という「大丈夫なんだろうかオレ(;´д⊂)」という事態に陥ってたりなかったり。

んで、感想。思ったより面白かったです。
というかカンフー部分、流石香港映画という感じでかなり本格的。見れます。マトリックスよりスゴイです(カンフー部分)

あと、随所に有名映画のパクりが入っています。わかりすぎるくらいにパクっているので逆にすがすがしいです。
というかパクりに熱心になりすぎて話の整合性がめちゃくちゃ。
最初から最後まで一貫した筋というのが無いですねえ。
とことんご都合主義。ストーリーも極々シンプル。だがそれが良い。

お金のかかった隠し芸のコントと思い、肩の力を思いっきり抜いてみるべし。
エンターテイメントな映画を求める方にはオススメ。

「岡村さ〜ん、なにしてはるんですか?」
↑の人、一応出てました。一応。


【修羅雪姫】--1/19+++ 評価 (;´Д`) 釈タンハアハア
ハリポタ、ウィドック、など粒ぞろいな中、あえて修羅雪姫を見てきました。
決して釈由美子ファンというわけではないのですが、CMのきりもみで銃弾をよけるシーンにやられました。
やられすぎました。
そんなわけでアクション部分目当てで見に行ったんです。シナリオ部分なんて全くの期待もせずに。

なのに・・・・・

それなのに・・・!!!


シナリオがどうしよう無く腐ってたのは許せませんでした。

期待していないハズのシナリオが許せないという時点でどれくらいシナリオが死んでいる状態かわかって欲しい。
脚本家出てこい!そして歯あ食いしばれっ!!!!
つーかオレに脚本書かせろ!!!
もうね、何がだめかって、何処からツッコンで良いのかわかんないくらいツッコミどころが多くて、ツッコミきれないんです。
伊藤英明はアレですか、ブラックジャックか何かですか?
もう、シナリオはいいです。やめます。でアクションのほう。
まあアクションは良いと言ってみたものの及第点と言ったところで満足するものではありませんでした。
釈由美子の顔が見えない状態での殺陣はスピーディで恰好良いんですが、
顔が見えるくらいの近距離だと、役者の関係上カット割とドアップが多すぎて一瞬何が起こっているのか、ワケわからないんです。
アクション自体は恰好良いんですが、派手さが今一つかなどうせならグリーンディスティニーくらいバリバリのワイヤーフレームを使ってふっ切れて欲しかった。
今一つ垢抜けきれてないんですよ。
役者。
釈由美子意外と上手いかも。
終始低いロートーンな演技だったんですが、なかなか見れました。
「赤影」の奥菜恵の痛すぎる演技に比べれば天地の差です。っていうか、かなり頑張ってます。好感度大アップです。
んで、ラスボスの島田久作。うーん上手いなあ。
でも顔がアビゲイルそっくり(@バスタード!)なんですが(;´Д`)終始それが気になって気になって・・・

というわけで、勧めどころが非常に難しい映画なんですが、釈由美子萌え!な方と、剣劇燃え!な方以外、あまりお勧めできません。

そうそう、エピソードがもう一つ。
見てきた映画館、全席指定なのでチケット買うときに「○○の席でよろしいでしょうか?」よくて二択程度しか選択肢がないのですが、この映画に限ってか

「この二席以外、何処でもお好きなところが空いていますがどうなさいますか?」などと聞かれたのは初めてです。
→結果、キャパ百人ほどの映画館で観客四人
あーあとで600円くらいで見れたかも、とちょっと後悔。