38 「俺はちょっと幽霊退治だ」
※改めて見直してたら見落としてる部分がイロイロあったので若干修正。
うんまあなんだ、今回のエピソードは
「このシナリオと構成を担当したのは誰じゃあ!(海原先生のAA略)」
という気分でいっぱいだったりする。 部分部分は面白いんだけど、なんか繋がりとか展開とかハチャメチャ過ぎる。 何より恐ろしいのは「呪いの鏡」と「皆既日食」がまるで繋がってないという事。
これで毎年恒例の後半バタバタ駆け足展開になったら、みっともないにも程があるんだが。
なんかカブトって走り出すと早いんだけど、足踏みが長すぎます。
ちょっと文句から始まったけど、今週分はストーリー追いではなく要素考察中心でどうぞ。
カブゥトパゥワァ
通常斬撃では、普通の成虫を倒しきれないガッカリぶりに泣けた。
帰ってきた野球部
いきなり地区大会優勝とか言われて吹いた。 結構長々と潜入してるんだ・・・
野球部強化の要因は一名の選手の大躍進との事だが、全員さらわれた割りにはパワーアップしてるのがひとりだけとはこれ如何に。 全員パワーアップじゃ不自然だと理事長が調整したんだろうか。
まあその辺は置いておくとして、実は今回ワームの特殊性がイロイロと描写された回でもある。 元々不明瞭すぎるのか、何も決めてないのか判断に迷う所だけど(最近は後者が有力になってきたが) 描写された所から設定を組み上げていくのも、面白いので、今回はその方法でワームの能力を見ていきます。
擬態状態でも特殊能力は発揮できる。
先週でも喪服姉妹がビーム出してたので、薄々は気が付いていたけど、擬態状態でもワームの能力(なのか?)を使う事ができる模様。 ひよりの機械の気持ち云々はコレの片鱗だろうし、ぼっちゃまが特殊な力を使わないのは自覚が無いからだろう、とか思う。
擬態した姿は成長しない
何気にこれは特記事項だと思う。 消えた合唱部が7年前の姿そのままで現れた。 つまり擬態は肉体的な成長をシミュレートする事が出来ないと言う裏付け。
天道とひよりの両親との写真が出てきた時に違和感としてあげた「10年経っても両親変化無さ過ぎ」の所に納得のいく答えとして出てきたと思う。 加賀美弟の時は行方不明になった時期と、当時の弟の姿は描写されなかった(と思う)ので、あまり考えてなかったんだけど、加賀美がすれ違っただけで弟とわかったのも、行方不明になったときと同じ顔のままだったからとも考えられる。(まあこの辺はこじつけだが)
逆にいうとちゃんと成長している連中は、ワーム疑惑から外れるし、怪しい連中は疑惑がつく。
天道の記憶や意思が間違いないのであれば、今主人公である天道総司は人間だろう。
逆に鉄仮面から姿の変化の無く現れた黒天道はワームの可能性が高い。(当時ツッコマれてた、顔が綺麗過ぎるとか、監禁されてたわりに健康そうだ、と言う部分にも設定的な回答がつきます)
ほかにも怪しい人物と言えば、パパ。 昔の姿は登場していないので断定は出来ないが、マスクドライダー計画が35年前からスタートしていた点、35年前はパパと言えども17歳の若造に過ぎない。 だが当時から既に今の姿で力があったとすれば・・・ それなら加賀美が気がつきそうなもんだけど、実際20歳くらいで、当時の写真も見ずに親父に変化が無いと気がつく事はそんな無いと思う(身近なほど変化はわからんもんよ)
しかし他人である日下部君は、変化の無いパパを見て不審に思ったところを始末された・・・
もっともそうなると、加賀美は人間とワームのハーフって事になるのか。 うむむ。
とまあ、強引に色々つなげてみたけどパパは人間の方が面白いと思うので、長々と書いたけど、これは捨て論と思ってくれた方が良いかな。
ひよりの成長は、ひより自体特殊な存在なので、別に考えた方がいいですね。 立川達ネイティブ種は不明な点が多すぎてなんとも。 というかいきなり放置かよ・・・>ネイティブ
野球対決
ガタックゼクターは応援に来てたのか、それとも相手の少年がワームだから出番だと思ってスタンバってたのか。
犯人は理事長
えー、っというか、なんで理事長は37話に出て来なかったのだろう。 天道たちが怪しい調査してたり、何処からの圧力で入ってきたかとかわかってるはずなんだから、もっと早い段階で天道たちと衝突していてもいいはず。
理事長の性格から見ると、学校の名誉に貢献するのはワームだって人間だって構わないんだろうから、全国模試で一位をキープできる樹花にもっと粉をかけてる描写があってもいいと思う。
例えば、樹花が一位取る→理事長樹花の肩を叩く→天道が「妹に触るな」と突っかかる→両者衝突→やりとりで不審な点に気がつく→天道が尾行してると、野球少年とのやり取りを目撃する
と言う流れだって組み立てられたはず。 放送では「偶然」一応怪しいという辺りはつけてました。野球少年とのやり取りを目撃(しかも理事長初登場)というトンデモ展開で、ものすごいやっつけ感が漂ってました。 トホホ。
しかし蓮華の中の人の演技が上達せんな
とか思ったキャンプ特訓。 がんばれ、もっとがんばれ。
眼鏡っこ一位を取る。
しかし樹花のポジティブシンキングぶりが凄い。 樹花にとっては勉強で一位取る事より、キャンプの方が重要でなおかつ、また兄に教えてもらえばいい、とちょお前向き。
嗚呼パンチホッパー
成虫相手にはいいところ無さ過ぎで泣ける。
後半の方のバトルなんだけど、一応お守りの事で話した相手(一応はワームから守った相手)が、ワームに殺されて、擬態した姿で登場したんだからもっと怒りに触れて欲しかった気がする。 ホッパーズは話に絡んでるんだか絡んでないんだか微妙な立ち位置だなあ。 というか何したいのかわからんのが痛い。
キャンプ出発
なんの合宿かわからなかったけど、女子テニス部バトミントン部でしたでいいのかな。 バトミントン部合宿で何故キャンプ。 いやいうまい。 そして超ハーレム状態な加賀美君。
カブト探偵団、鏡に立つ岬原先生
真相がありがちでしょんぼりだった・・・ いや真相そのものはこの際問わないとして、鏡裏の教室について出たセリフが「地図を見てたら面白い事に気がついた」だけというのなんなんだ・・・ 消えた教室の話くらいあっても良いじゃないか。 んでゼクトガンがトンデモな威力で吹いた。 どういう弾丸使ってるんだ。
岬ここは任せた
どうみても、部下に死ねと言ってる司令官にしか見えない。 すまんいきなり消えてたのね。しかも足止めされてるはずのワームに先回りされてバスが襲われてると言う失態ぶりに泣ける。 加賀美に飯ぐらいおごってやれよー
でも天道が加賀美に頼み事をしてると言う、とても珍しいモノが見れたので良しとしておこう。
今週の加賀美は輝いてるな!
最近ちょっと影が薄くなってる気がしないでもなかったけど、歌で盛り上げとかで蓮華の評価急上昇や、場のコントロールとか随分頼もしい。 これで加賀美が普通の人だったらかなり燃えるところ(しかもその後神代が救援に来れば二度美味しい)のだが、ううむやっぱ加賀美は非ライダーの方が良かったような。
ヒーローは遅れてくるもの
とはいうものの、まあいつも通り。
カブゥトパゥワァ、ザァビィパゥワァ、ドゥレイクゥパゥワァ、サソォウドォパゥワァ
あまりのテンポの悪さに泣ける。 それにしてもマキシマムタイフーン発動で、3ライダーの変身が強制解除されると言うなんて酷い必殺技。
これザビー、ドレイク、サソード相手に使った場合、有無を言わせずに変身解除させられて生身でマキシマムタイフーンを直撃されると言う、なのはさんもビックリな外道剣だよな。
対抗できるのはパーゼク対象外のガタックとホッパーズ。 ホッパーズがアンチハイパーカブト的な存在だと面白いんだが、その辺どうなんだろう。 無いわけではないと思うが。
皆既日食の世界
ランランランララランランラン、ランランランララン
まあそんな感じで。 つうか、なんだ「ハァ・・・」という感想しかないので。
ぼっちゃまはサソードゼクターを取られたのが大変心外らしい。
この間売ったやん・・・ たぶん無料返還してもらってるだろうに。
そして、何時の間にか殺されてしまった眼鏡っ子には何のフォローも無くエピソードは終わるのだった。
米やんは二週お休みの間、鍛えなおして米村紅にでもなったほうが良いんじゃないかと真剣にオモタ。
次週、まさかの風間再登場。 やさぐるまカップ麺爆喰いに、いよいよ登場するダークカブトなど、まあ見所はいっぱい。 ダークカブト一瞬しか映らなかったけど、黒いヒビみたいなデザインカッコいいな。 |